2013年11月〜2014年5月のプチ日記

5月30日(金曜) 夜

 アリの群れには常に一定数、ちっとも仕事をしない個体がいるらしい。なんとなれば、何かあったとき、予備兵力のある群れのほうが生存に有利だから。

 …というエピソードを持ち出して、自分が仕事をしてないことを合理化する輩が職場にいるんですが。

 あんたは群れに何かあっても仕事せんでしょ! と思いました。ま、個人的には、生き残るのがいいと限らないという考えかたには多少賛成ですけれども。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ひろうす煮、きのことベーコンのバター炒め刻み海苔添え、生野菜サラダ、レタスと豚ひき肉の中華あんかけ。お酒は「やたがらす純米」。

 

5月29日(木曜) 夜

 申し訳ございます。

 これくらい修正して再度プリントすればいいのにと思うのは、きっと店主の気持ちに寄り添えてないんでしょう。で、申し訳ございますが。

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  夕食。

 白ごはんから時計回りに、小松菜のみぞれ和え、新玉ねぎとおあげの赤だし、ポテトサラダ、なっとう出汁巻き、ひろうす煮、赤かぶ漬け、かれい。お酒は「やたがらす純米」。

 

5月28日(水曜) 夜

 近所の美味しい居酒屋「花吹雪」にて。

 いつも注文する前菜盛り合わせ。行くたびに内容がちがうので楽しみです。

 関係ないですが、京都にはこんな物騒な道路があります。

  戦車やら装甲車やらが通ってそうですが、今はもう通ってません。

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 夕食。

 

 白ごはんから時計回りに、小松菜のごま和え、大根とお揚げとワカメのみそ汁、ひろうす煮、新じゃがのポテサラ、焼きそら豆、カレイ。お酒は、やたがらす純米。

 

5月26日(月曜) 夜

 仕事がらみで東京に出向いたので、その後、東京在住のホームページ友達四万十川篤彦さんとお酒を飲みました。

JR日暮里駅にて待ち合わせして、駅前の居酒屋「いづみや」に。 四万十川さんと飲むと遅くまで深酒するのが通例なので、予約していたビジネスホテル(なぜか新大久保!)にあらかじめチェックインしてから臨みました。
 
全般的に安くていい感じです。ドリンクは「ブラック水割り」(ブラックニッカの水割り)が高級グレードのようで。瓶ビールから始めて、レモンハイ、ホッピー、ブラック水割りとグレードをアップさせていきました。
 
松前漬けと、カリッカリにウェルダンな仕上がりのカキフライ。 コショーの瓶には「シズエ」と書いてありました。店を出てから四万十川さんと二人で「ウィトゲンシュタインしりとり」をしました。
 
二軒目の飲み屋さん。酔っていたのでどのあたりだったか今ひとつ覚えてませんが鶯谷駅の近く。24時間営業してらっしゃるそうで、京都にはこういう店があまりないんですねえ。
 
カシカレー、コロシケカレー。たしかに安い。でも飲み始めるとあまり食べなくなる我々、焼きナスを1皿注文して延々とチューハイを飲み続けたのでした。
 
帰りの電車で四万十川さんから「名倉さん、パンチラですよ!!」と言われ、仕方なく撮った一枚。この後、無事に宿まで帰ることができました。安ホテルなのでシャワーがチョロチョロしか出ずイライラしたことのみ申し添えておきます。

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 夕食。

 みやげに買って帰った崎陽軒のシウマイ+ほうれん草のごま和え、野菜スープ。お酒は神聖・たれ口。崎陽軒の醤油、ひょうちゃんが可愛らしいでちゅねー。

 

5月23日(金曜) 夜

 本日の鉢植え。

 ヨーグルトの空箱に植えたのを堂々と軒先に並べた佇まいに、わずかながら心を動かされました。こういうのは全然嫌いじゃないです。

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 夕食。

  イカ玉のジャンボお好み焼き&生野菜サラダ。お酒は神聖たれ口。

 

5月22日(木曜) 夜

 本日、職場近くの「餃子の王将」に昼ご飯を食べに行ったところ、いつものように混みあっていて順番待ちとなったのでした。

 で、いつものように所定のウェイティングリストに所定の形式で自分の苗字を記入して(苗字をカタカナで書くように決められている。僕の場合は「ナグラ」)、呼ばれるのを待っていたところ、数分後に「ナグラさま〜カウンター席が空きましたのでどうぞ〜!」とのアナウンスが。

 よしよしと思って立ち上がり、空いているカウンター席に座ろうとしたら、逆方向からも一人の男性が着席しようとして。えっ!? ということになって店員さんが確認したところ、実に相手の男性も「ナグラ」さまだったのでした。

 あまりポピュラーな苗字ではないので、こういうことはまずないだろうと(おそらくお互い)思っていたところ、まさかの展開に双方戸惑ってしまい。どちらのナグラさまが先客なのかを決めるため、ウェイティングリストの筆跡を互いにセルフ鑑定するという、なんとも間抜けな展開と相成ったのでした。

 けっきょくぼくのほうが先約だったわけですが、こういうことが再びあると気まずいので、今後はぜったいカブらなさそうな苗字を記入することにしようかと真剣に考えてます。たとえば「ナグラヤマ」さまとか。

 でも、そのときまた本日の「ナグラ」さんが来店していたら、「ナグラヤマさま〜」と呼ばれて着席するぼくの姿を見てどう思うだろうと考えると、実行に移すのがためらわれるんですねえ。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、おから、きんぴらごぼう、春菊のポン酢ごま和え、タコの酢の物、水菜と厚揚げのお浸し、鯖の一夜干し。おさけは神聖・たれ口。

 

5月21日(水曜) 夜

 テレビの健康番組でやってるのって、これを食えとか、これをやれとか、これを受けろとかばっかりですな。

 これは食わなくていいとか、これはやらなくていいとか、これは受けなくていいとか、そういう情報のほうが当方としてはありがたいのだけれど、そういうのは商売につながらないからダメなんでしょうかねえ。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、カボチャ煮、玉ねぎとネギのみそ汁(故祖父が作った味噌入り)、ごぼうと人参のきんぴら、きゅうりとタコの酢の物、れんこんのごまみそ焼き、おから、半額北見牛の焼きしゃぶおろしポン酢。おさけは坤滴・夏の純米吟醸。

 消費期限が迫っている半額の肉って、牛肉が最も味が落ちない気がします。次いで豚肉がマシ。鶏肉と魚はちょっとダメな感じが。寿命の長い動物ほど時間が経っても細胞が壊れにくいというか、味が落ちにくい気がするんですが、実際のところどうなんでしょう。

 

5月20日(火曜) 夜

 同じようなことを述べるのもいろいろです。

写真が無駄に爽やかなのはさておき、諭し系。
 
単刀直入、命令形。 排便を禁じられたところで、犬のほうとしては生理現象なので、しないわけにはいかないと思いますが。

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 夕食。

 近所のスーパーで黒毛和牛が半額になっていたので、年に数回の牛肉です。わびしいのう。

 白ごはんから時計回りに、  白ごはんから時計回りに、かぼちゃ煮、ごぼうと人参のきんぴら、おから、きゅうりとタコの酢の物、れんこんのごまみそ焼き、ほうれん草のごま和え、 半額黒毛和牛の肉玉ねぎ炒め。おさけは坤滴・夏の純米吟醸。

 

5月19日(月曜) 夜

 去年の9月の大雨のときに水没したテナントに、新しい店が入ったので足を運んでみました。

昨年9月の状態。
 
「Misto」(ミスト)。さすがに店名を「ウォーター」とかにする洒落っ気はなかったようです。
 
水没の原因となった濠川をのぞんで夕食をいただきました。 ぼくと同じような野次馬が他にも来ていて、店員さんも「この店水没したん知ったはる?」と口々に訊かれて辟易しておられました。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ほうれん草のごま和え、自家製鶏ハム、ごぼうと人参のきんぴら、おから、きゅうりとタコの酢の物、かぼちゃ煮、れんこんのごまみそ焼き。おさけは坤滴・夏の純米吟醸。

 

5月16日(金曜) 夜

 職場の社員食堂にて。

 まわりに人がいなかったので、こっそりおならをこいた直後、ぞろぞろと他部署の人たちが近くにやってきたので、恥ずかしさと怒りから「当てこすりかよっ!?」と一瞬思った本日。当てこすりなワケがないことに気づくのに、約30秒が要されました。

 当てこすりで他人のおならに近づいてくる人がいたら見てみたい。

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 夕食。

 新玉ねぎと春キャベツのスパゲティ(アンチョビ風味)から時計回りに、残り物のチリコンカン、自家製鶏ハム、生野菜サラダ。お酒は昨日飲み残した白ワイン。

 

5月15日(木曜) 夜

 他人に迷惑をかけない限りみんな好きにすればいいと基本的に思ってるほうなんですが。

 ちょっと人を見下したような態度のビーガンとか極端なベジタリアンの人たちに違和感を抱くのは、端的に言うと、「骨粉とか魚粉とかまいて栽培されたスーパーの野菜は食うのに動物や魚は食わないのみならず食う人たちを軽蔑してる」という点に尽きます。

 植物しか食べないのは勝手だけれど、「動物を殺めることに関与している点では皆同じ」という基本的な意識が抜け落ちている傲慢さと申しましょうか。

 その一方、「骨粉とか魚粉とかまいて栽培されたスーパーの野菜は食わないのに動物や魚は食う」という人たちも多いのがちょっと可笑しいですが。ちなみに当方は節操なく野菜も動物も魚も食べますし、鶏ガラや魚を出刃庖丁でぶった切るのがどちらかというと貴重なストレス発散源になっているクチです。

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 夕食。

  白ごはんから時計回りに、チリコンカン&生野菜、じゃがいもと人参のバター炒め、さつまいものはちみつレモン煮、ブロッコリーの胡麻マヨネーズ和え、自家製鶏ハム&トマト。お酒は常用ワイン、1本千円のレスタック白。

 

5月14日(水曜) 夜

 職場の健康診断がありました。

 ここのところ太ってきてるので、腹囲を測ってもらうときにはこっそりキュッとお腹を引っ込めるようにしているんですが、最近は臆面なく堂々と引っ込めるようになっております。「姑息な小細工がバレる恥ずかしさ」よりも「眼の前の腹囲」を選ぶふてぶてしさが着実に身についてきています。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、大根とおあげのみそ汁、まぐろの生利節の煮物、オクラと生湯葉の刑務所風お浸し、さつまいものはちみつレモン煮、焼き万願寺とうがらし、鯛とごぼうの煮物。お酒は神聖・たれ口。

 

5月13日(火曜) 夜

 本日の注警。

 インターホンの横スペースに手書きの「注警」の文字。こんな熟語聞いたこともありません(念のため広辞苑で調べてみましたが案の定載ってませんでした)。

 それにこのスペースって本来、表札を掲示するためのものなのに注警。

 子どものピンポンダッシュ対策かとも考えましたが、子どもが「注警」なんていう広辞苑にも載ってない言葉を理解できるとも思えず。

 よく分からないものを見たときの不協和音で妙に気になり続けている物件です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、チリコンカン、まぐろの生利節の煮物、出汁巻き、さつまいものはちみつレモン煮、ほうれん草とおあげのみそ汁。。酒は月の桂・おもてなし伏味。ほんとはもう一品、万願寺とうがらし焼きを作って食べるつもりだったんですが、作り忘れて食べ損ねましたという、心底どうでもいいお話でした。

 

5月12日(月曜) 夜

 東京在住のホームページ友達である四万十川篤彦さんがすっかり気に入っている京都の居酒屋「伏見」に初めて行ってきました。

いつも行列のできる人気店なんですが、このときは並ばずに入れるという僥倖に恵まれたのでした。
 
野菜天300円。量がむちゃくちゃ多い! 後から知ったんですが、一人で来て初めに野菜天を注文するヤツは「阿呆」なんだそうです(あと何も食べられなくなるから )。最後の〆に注文して、好きな1〜2品をつまんで、残りを包んでもらって持ち帰るのがツウなんだそうで。
 
メイタカレイの刺身980円。 新鮮で身がコリコリしていて甘味もしっかり感じられる。これは値打ちありますねえ。残った頭や骨は唐揚げにしてもらいました(別途300円が必要)。
 
〆鯖980円。半身丸ごと使っているのが良心的です。こちらのほうはまァ普通(最近自分で試行錯誤して作ってるので〆鯖に対しては妙に厳しくなってる気がします)。
 
帰りに見かけた寝ゲロのお兄さん。道端に落ちた財布に寝ゲロがたっぷりかかっているおかげで盗まれずに済んでいるという、奇跡の酔っ払いです。
 
翌日はフレンチバル「ガルガンチュア」にて、鳥羽の美味しい牡蠣問屋さんの隣にご自身のおばさんが住んでおられ、そのつてで牡蠣問屋さんを紹介してもらっているIさんらと会食。ワイン一杯650円〜850円で、けっきょく7杯飲んだので最初からボトル入れたらよかった。
 

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、葉玉ねぎとおあげのみそ汁、まぐろの生利節の煮物、ほうれん草のごま和え、さつまいものはちみつレモン煮、ピーマンの肉詰め焼き、チリコンカン。お酒は月の桂・おもてなし伏味。

 

5月9日(金曜) 夜

 本日のゴミ。

 一般ゴミに混じって、そのままだと回収されるわけがないと思われるソファやら棚やら。

 ただ、こういう粗大ゴミを回収車が残していっても、どのみち近隣の住民からの苦情で市役所が取りに来て「解決」してしまうから、同じことが延々と繰り返されてしまう。

 ま、大多数の人がマナーを守っているだけ優秀と考えたほうがいいのかもしれません。

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 夕食。

 手抜きして、焼きそばです。あとは残り物2品、お酒抜き。

 

5月8日(木曜) 夜

 さっきテレビで、花咲山という山が紹介されておりまして。

 見ていたら案の定、いろんな花が咲いている山だった。こういう「そのまますぎるネーミング」って、気持ちがなごんでちょっと楽しい。

 だったら、「木生山」(きはえやま)とかもあるんだろうかと思ってググッてみましたが、さすがにヒットしませんでした。

 ただ、調べてみたら、こんな川が。

 「流川」(ながれかわ):山梨県北杜市を流れる富士川水系の一級河川

 昔の人たちの素朴さを勝手に想像して、勝手になごんでおります。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ごま豆腐(既製品)、赤だし、ほうれん草のごま和え、新じゃがのピリ辛はちみつ焼き、蛇腹切りきゅうりの酢の物、ほっけの開き。お酒は月の桂・おもてなし伏味。

 

5月7日(水曜) 夜

 以前、「DVを受けたみたいに見えるストッキング」をはいてる人を紹介した気がしますが。

 本日の、「皮膚病みたいに見えるストッキング」。

 本人にとっては水玉模様なのでしょうけれど……。それとも「病弱で繊細なワタシ」を演じるための新たな自己アピールでしょうか。

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 夕食。

 

  白ごはんから時計回りに、大根とカイワレとお揚げのみそ汁、新玉ねぎ焼き、新じゃがのピリ辛はちみつ焼き、ほうれん草のごま和え、ぶりの焦がし照り焼き(もちろん失敗して焦がしてしまっただけです)。お酒は英勲のしぼりたて生原酒。

 

5月6日(火曜) 夜

 京都は東山区にある豊国神社に行ってきました。なんの信心もないんですが、たまたま前を通りかかったので。

ずっと京都に住んでいながら、こんなデカい神社があることを知りませんでした。たまたま通りがかって知る。
 
道楽の絵馬見。スキップが上手になりたい人もいるんですねえ。
 
4歳の子どもの願掛けですが、確かにと思わされるものがあります。
 
齢10歳にして、金運の願掛け。
 
これもチビッ子の願掛けですが、「出世して正社員に」なることが夢。…非正規雇用の増大がこんなところにまで影響しているとは!!
 
手水鉢にお米を入れる人がいることにビックリ。
 

 

5月5日(月曜) 昼

 ゴールデンウイークは、京都・八幡市の橋本までサイクリングしてきました。

 橋本という地名は、山崎橋(淀川をはさんで対岸にある大山崎との間に架かっていた)のふもとにあったことに由来します。ただ、山崎橋は何度も洪水で流された結果、豊臣時代を最後として復旧されることはなく、代わりに昭和30年代まで運行されていた渡舟の港町 として栄えたのが橋本遊郭街。その後の売春防止法の施行によって遊郭は幕を閉じたものの、当時の建物の多くは今もなお残っていて。

 赤線時代の橋本遊郭は映画『鬼龍院花子の生涯』に描かれているらしいんですが、中学生当時にエロ目当てで一度観たことがあるものの案の定内容はさっぱり憶えておらず、でもサイクリングで行くのにちょうどいい距離だろうということで今回足を運んでみた次第です。

 廃れゆく花街には、風情と負のオーラと諸行無常のわびしさとが相まった独特の雰囲気があって、今なお住み暮らし続けている人たちがいることを思うと野次馬根性で冷やかしに行くのは若干ためらわれたりもするんですが、まァそれはそれとして。

昨年の洪水で流されて以来、ずっと復旧工事中だった木津川の「流れ橋」が開通していました。
 
サイクリング時の安全とハゲ隠しとを兼ねて最近、ヘルメットをかぶるようになりました。
 
京阪橋本駅近辺。お、花街! とすぐに分かる素敵な建物たちが並んでいます。
 
ちょっとズサンな大谷さん。
 
今でいうソープランドということになりましょうか。
 
ステンドグラスが艶っぽいですな。隣に映り込んでいる小生の姿がすこぶる間抜けですが。
 
うららかな日差しに気持ちのいい洗濯物。
 
この「やをりき」さん、現役で店をやってらっしゃるらしいんですが、本日はお休みだったようで残念。
 
銭湯「橋本湯」。男湯・女湯の表示がトイレの流用なのが心残りです。
 
サイクリングのあとは、回転ずしとビールにて。
 

 

5月1日(木曜) 夜

 ラーメン食べたい気分のとき、近くにラーメン屋がなくて、やむなく中華料理店に入ってラーメンを注文すると、たいていガッカリいたしますね。

 いやその、決して不味いわけではなくて、澄んだ鶏がらスープは上品でおいしいんですが、「こういうラーメンじゃなくって!!」という心の叫びは消えることなく響き続けて。

 そして、むしろチャーハンの妙な旨さに感心するのもよくあるパターン。

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 夕食。今週はあまり時間がなかったので、かなり手抜きです。

 白ごはんから時計回りに、高野豆腐の煮物、きゅうりとツナコーンのサラダ、冷奴、牛肉野菜炒め(エバラ焼き肉のたれ。笑)。お酒は神聖・たれ口。

 

4月30日(水曜) 夜

 週末、近所の居酒屋でイイダコを食べました。

 イイダコとイカ飯をつい数年前まで混同していたことは、一応みんなには秘密にしています。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、新玉ねぎのサラダ、高野豆腐の煮物、手羽先の山椒焼き、ブリの照り焼き。お酒は神聖・たれ口。

 

4月29日(火曜) 夜

 週末、京都・宇治の天ヶ瀬ダムまでサイクリングしてきました。

宇治川上流の吊り橋にて。きれいな風景だなァーと思って写真を撮ろうとしたら、欄干にエロ落書きが。
 
天ヶ瀬ダム!! デカい建造物ってそれだけで格好良いものです。
 
ちょっとだけのヒルクライムを経てダム上部に到着。 「ここから飛び降りたらどんな風になるんだろうなー」と想像してしまうのを禁じえません。
 
風情写真。…を撮ったつもりが、背景におかしなマンションが。
 

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、玉ねぎとじゃがいものみそ汁、ピーマンのごま和え、生野菜サラダ、豚肉とたまねぎのしょうが焼き。ちょっと風邪気味なのでお酒は飲まず、水を飲みました。

 

4月25日(金曜) 夜

 無料で配られる市民新聞に載っている、市民講座みたいなのを見るのが割と好きなんですが。

 「京の水カフェ in 祇園」 一見魅力的ですが、よく見れば水道水で作ったグリーンティ、アイスコーヒー等の販売でした。まァ、水道は京の水かもしれませんが(正確には琵琶湖が水源なので滋賀の水です)。

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 夕食。

 明太子マヨネーズスパゲティ、焦がしロールキャベツ、生野菜サラダ。お酒は飲まず、京の水をいただきました。

 ちなみに、うっかり焦がしてしまった料理って、「焦がし〜」と名付けるとなんとなくありがたくなるから便利です。焦がしカレーとか焦がし餃子とか、なんだか手間かかってそうじゃないですか?

 

4月24日(木曜) 夜

 Webやぎの目の林雄司さんが、最近出されたご自著『世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書』を送ってくださいました。

 献本を頂戴するなんて本当に久しぶりです。それも出版社からの献本発送ではなく、ご自身の手書き封筒で郵送してくださって。

 なんでも文中で拙著『ナグラる』から一部引用してくださったとのことで、それで献本してくださったのでした。

 林さんがデイリーポータルZを立ち上げて現在に至るまで成功をキープしている「秘訣」が順を追って、惜しげもなく紹介されていて非常に興味深く読ませていただきました。楽しく読み終えると気がつけばビジネスに関する秘訣まで会得できているという、タイトルに偽りない良著です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、水菜とおあげのお汁、ポテトサラダ、生野菜のサルサ風サラダ(刻みトマトにタバスコを振っただけの話)、煮込みハンバーグ&きのこ、鶏ささみの塩焼き。お酒は英勲しぼりたて生原酒。

 

4月23日(水曜) 夜

 庖丁で指を切ったり。

先週末、大学時代の友人がウチに遊びにきた翌日、庖丁の刃先がおかしくなっていたので、酔っ払いながらチェックしていたら小指をシュッ!!
 
ぼくの庖丁を使った友人が、よく研いだ庖丁を使い慣れないために、こんな風になってしまったようで。 おかしくなった刃先を撫でていたら、刃が当たってシュッ!!
 
先日、研ぎなおしたら、元通り以上に切れるようになって一人ニヤニヤ。
 
なにげなく友人に庖丁を貸してエラい目に遭ったという落胆と、「こんな経験ってちょっとプロっぽいかも」的な自己満足とのはざまで、一人勝手に複雑な気分にてニヤニヤ。
 
本日調子にのって、研いだばかりの庖丁でブロッコリーの皮をむいていたら、油断していて指先に刃を当ててしまい、指に刃が入った! と思った瞬間になんとか手を止めることができました。 あとコンマ1秒ほど手が遅れていたら、深さ5ミリくらい入って台所が血の海になるところでした。指先って神経や血管が集中してるから、深く切るとエラいことになるのです。
 料理の腕がある人はこんなことにはならないと思いますが。

 時折こうやって、九死に一生を得たような感謝の念を抱けるのも、庖丁道楽の醍醐味かもしれません。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、新玉ねぎとネギのみそ汁、ブロッコリーとトマトの白和え、ポテトサラダ、ロールキャベツ。お酒は姫路のIさんにいただいた、獺祭磨き三割九分スパークリング。ババ旨です。

 

4月22日(火曜) 夜

 本日の犬の散歩。

 こういうのを見るとつい、「かわいいでちゅねー」というフリをしてこっそり撮ってしまうんですが。

 犬を歩かさないで、人間が抱いたり押したりして散歩させるのは一体なんなのでしょうかねえ。あと当の犬も、ほんとは自分で歩きたいと思ってるのか、それとも歩かなくていいから楽でいいと思ってるのか。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、新玉ねぎとネギのみそ汁、アスパラガスのごま和え、ポテトサラダ&生野菜、煮込みハンバーグ&目玉焼き。お酒は姫路のIさんにいただいた、獺祭スパークリング50と、獺祭磨き三割九分スパークリング。後者は2合で2千円近くする上等なお酒で、今まで飲んだことのない上品なおいしさでした。 当方などは前者でも勿体なさすぎるくらいなんですが。

 

4月21日(月曜) 夜

 昨日は、姫路のIさんに招待されて、祇園は「都をどり」を観にいってきました。

 おまけにそのあとは、Iさんご夫妻に高級割烹に連れてっていただいて。

都をどりが催されている祇園・歌舞練場にて。
 
ほんものの舞妓さんと芸妓さん。お茶をたてておられました。
 
連れて行っていただいた割烹「ふじ原」。 ミシュランの一つ星を獲得しているお店だそうです。当方のわがままで庖丁を見せてくださいと大将にお願いしたら、快く見せてくださり、説明までしてくださって興味津々。
 
超上品なおつくり盛り合わせ。大トロ、うに、聞いたことのない名前の貝、ヒラメ。どれもとろけそうな旨さです。
 
ミミイカとホワイトアスパラのガーリックバターソテー。小さな耳のついたイカが、クマのぬいぐるみみたいで可愛いことこの上なし。
 

 こういう上等な店で料理をいただくと、自分の作る料理がいかにショボいかを実感させられますが、いい勉強になりますねえ。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、やまなめこのみそ汁、切り干し大根の煮物、春菊のごまポン酢和え、ポテトサラダ、ロールキャベツ。お酒は、これまた姫路のIさんにお土産としていただいた獺祭スパークリング50。炭酸がよく効いた上品なにごり酒で非常にうまいです。

 

4月18日(金曜) 夜

 職場の公認サークルで「料理部」を立ち上げていることは、以前の日記に書きましたが。

 最近、新しいサークルがいくつか創立されたこともあり、よく似たサークル同士は統合してくれないか? 的な打診を受けるようになりまして。で、当「料理部」は「パン作り部」と領域が似ているから、統合してはどうかという提案が持ちかけられたわけですが。

 「だったら野球部とフットサル部も統合して、運動部にしたらどうですか?」と申し上げたら、ものすごく嫌な顔をされましたが、それ以上何も言われなくなりました。

 日体大運動部とかあったらちょっと楽しそうですね。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、味薄めの麻婆豆腐、ピリ辛たたききゅうり、今シーズン最後のカキフライwith生野菜。お酒は紹興酒。

 

4月17日(木曜) 夜

 サイクリングがてら京都を自転車でほっつく機会が多くなりました。そんな折の一枚。

 思わず自転車をとめてしまうほど、大きな看板です。こういうのって、大きくすれば効果も大きくなるんでしょうかねえ。

 だったらいっそ、幅5メートル×高さ20メートルくらいの看板に「犬の糞始末してください」と書いて立てればいいのにと思います。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、しいたけの自家製マヨネーズ焼き(ちりめん山椒仕込み)、切り干し大根の煮物、きゅうりスティック、c、小松菜のごま和え。お酒は紹興酒10年。

 

4月16日(水曜) 夜

 昼休みに職場のトイレに行ったら、誰もいなかったので調子よく鼻唄をうたいながら用を足し、ついでにブッとおならをしたんですが。

 誰もいないと思っていたら、個室に入っていた同僚が出てきたので、久しぶりに恥ずかしい思いをしました。おまけに歌っていた鼻唄というのが、小泉今日子の『木枯らしに抱かれて』(いやー我ながら年齢を感じますが)。

 男子トイレで一人、木枯らしを抱かれてを口ずさみながら放尿しつつ、おならをブッとこく男。

 まァこれが自分だから仕方ないと、ある程度開き直れるようになってきたのが、本当に歳をとってきた現れなのかもしれません。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、春菊と湯葉のお浸し、玉子豆腐(既製品)、長芋の梅しそ和え、カレイの煮つけ、先日友人からもらった上等たけのこのお吸い物。お酒は 英勲・無圧しぼり。

 

4月15日(火曜) 夜

 桜の花がすごい勢いで散っておりますね。

 散った花が川に浮んで流れるさまを筏(いかだ)に見立てて「花筏」と言うそうですが、もはや筏なんていう次元ではなくなっています。花タンカー。

 ソメイヨシノはクローンなので、いくら花を咲かせても増えることはないんですが、それだけに、なれの果てがこれだけ大量に集まっていると、虚しさを通り越して爽快さがあります。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、先日友人からもらった上等たけのこのお吸い物、葉わさびのお浸し、自家製焼き豚&味玉子、生野菜&ポテトサラダたらこマヨネーズがけ、ふきの煮びたし。お酒は月の桂・にごり酒(純米吟醸)。

 

4月14日(月曜) 夜

 大学時代の友達が我が家に遊びに来て、真っ昼間から酒盛りをしました。

こんなに食卓をきれいに片づけたのは本当に久しぶりです。 こうやって料理や酒を用意するのって単純に楽しい。
 
調子に乗ってお品書きまで作成して。案の定、さいごのラーメンは出せませんでした。お腹がいっぱいになったのもあるんですが、それより酔っ払って調理ができなくなったほうが大きいと言えます。
 
お飲物。 こういう「飲み屋プレイ」って個人的にはすごく楽しいんですが、マスター役と客役の二役を同時にこなすのは、当方の能力ではからっきし無理でした。
 
当方が出したのは、いつも家で作ってるようなおばんざいばっかりです。春野菜を食べたい!というお客からのリクエストを、山菜を食べたい!のだと当方が勘違いして、こごみやら蕗やら わらびやらでいろいろ作ってしまいましたの図。
 
Sさん差し入れによるローストビーフ。 「初めて作ってみたんやけど…」とおっしゃるものの、初めてとは思えない旨さ! それとも数百回は作ったことのある自信作なのを、あえて初めて作ったとうそぶいて、セルフハンディキャップ効果を狙われたのかもしれません。
 

 けっきょく夕刻まで飲んだくれておりました。自分ん家で酔っ払ってすっかり気が緩んで、みんなの前でうっかりおならをこいてしまうお恥ずかしい場面もありましたが、たいへん楽しゅうございました。

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 夕食。昨日来客に出せなかったカレーラーメンと、唐揚げ、サラダ。

 

4月11日(金曜) 夜

 小保方さんの一件、ほんとうに何なのだろうと実はすごく気になっております。

 だって、もし自分だったら…と考えると(まァ立場が違いすぎるので無理ありすぎなんですがそれはさておき 。当方も分野は全然違えども、大学院の博士課程までダラダラ進んで、研究者レースに参加しかけたもののプチ日記ばかり書いてて頓挫したクチですので)。

 あの論文が捏造だとしたら、そのうち必ずバレるようなウソをどうしてついたのだろう? と。 それも相応に頭のいい人が、バレたら研究者生命を絶たれることが自明である中で、どうして!? と。きっと自分なら、もっとショボいペーパーに、なるべく追試されにくい地味な捏造データを出して、コツコツ業績積もうと していただろうから。

 みなさんアレやコレやと推察してらっしゃるようなので、絶対当たらない自信ありますが当方も「当てもんレース」に乗っかってみます。ただ、STAP細胞に関する知識なんてほとんど持ち合わせていないので、門外漢が推理するとこんなイタいものになるんだ、くらいの感じでお願いいたします。

 ・分化した細胞がなんとか未分化状態にならないものかなー、もし成功したらスゴい発見なんだけどなーと、ネズミの細胞に向き合う日々。
 ・ある日、分化した細胞を採取したつもりが、たまたま未分化な細胞を採取していて、でも自分ではそんなことに気づかないまま実験を進めてしまい。
 ・それを弱酸で処理したら、うおっつ!  未分化な細胞として機能するではありませんか!!(でも実は弱酸処理しなくても、もともと未分化な細胞だったわけです)
 ・その後、再現実験をしてみるも失敗続き。でも、スゴい業績というバイアスがかかって、「一回成功したのだから、あれは事実のはず。ちゃんとすれば成功する!」と。
 ・バイアスのかかった状態で追試を繰り返すうち、再び自覚なしに(or未必の故意で)未分化な細胞を採取しての実験となって「結果の再現」に成功。
 ・2回成功したんだから、再現に成功したってことでという自己欺瞞に陥り、「プライオリティもあるから一刻も早く一流誌に出そう!!」と。 

 …専門家の人たちが見たら噴飯もの推理だとは思いますが、シロウトはまァ、日々こんな邪推をして暇な時間を楽しんでおるわけです。 まわりの共同研究者の要因を考え始めると、ややこしすぎて当方の推理能力を越えてしまうので、考えません。

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 世の中いろいろあっても、今晩もカレーです。

 

4月10日(木曜) 夜

 当方どうやら、バラの花や梅の花の匂いをちゃんと感じられない体質のようで。

 お花見にいったとき、梅の花が咲いているのを見て「いい匂い〜」と言っている知人がいて、いったい何のこっちゃ!? それとも一人だけカワイコ繊細ぶってるわけ?? …と訝しんでいたんですが (だって梅の花なんて何のにおいもしないし!)、聞いてみれば皆さん、梅の花にはけっこう強い匂いを感じているとのこと。

 そういえば以前、バラの花についても他の人たちが「わあ、すごい香り!」と騒いでいて、どれどれと花に顔を近づけて嗅いでみたら、確かにまァバラっぽいにおいはしたのでそんなものかと思ってたんですが。ぼくにとってバラの匂いというのは、「花粉の粉っぽいにおい+草っぽいにおい+接着剤っぽいにおい」みたいな感覚で、どうやらほかの人たちとは全然違うようなんですねえ。

 というか、「バラの香り」というのはバラの花の美しさから連想させる比喩的な表現だと思ってたんですが、そのままの表現だったとは…。ロマンなさすぎです。

 調べてみたらどうやら、人類の数パーセントくらいは、特定の香り成分において「嗅弱」と呼ばれる体質があるんだとか。おそらく、バラとか梅とかの花のにおいは人類の生存にとってほとんど重要でないので、嗅ぎ分けられなくてもとくに淘汰されることなく現生まで生き残ってきたのでしょう。

 どうせだったら、くさいにおいを感じられないほうが幸せな気もするけれど、腐ったにおいとか硫化水素のにおいとかを嗅ぎ分けられない人類は、有害な食物やガスを摂取して命を落とす確率が高いから現生まで子孫を残せなかったのかなァとも思ったり。

 バラや梅の花の匂いをちゃんと感じられないぼくのようなものは、もし虫とかだったら真っ先に自然淘汰されていたことでしょう。

 嗅覚って言葉で表現しにくいので、みんなと違う嗅覚を持っていても、そうとは知らないまま生涯を終える人のほうが多いのかもしれませんですな。 だって、同じ「キウイフルーツのにおい」と言っても、それが本人にとってある程度いいにおいであったなら、他者との感覚の差異が明るみになる機会が全くないわけですから。

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 夕食。

 手作りカレー&ほうれん草と、サラダ。ドリンクは冷水。カレーのときはお酒を飲まないので健康的です。

 

4月9日(水曜) 夜

 本日のシンパシー。

 せっかくのいい日差しなのに、横になってしまってるチューリップが心和みます。

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 夕食。

  白ごはんから時計回りに、きゃらぶき、葉わさびのお浸し、ほうれん草のごま和え、ねぎ入り出汁巻き、ホタルイカのだし漬け、ブリの真子の煮つけ、納豆とツルムラサキのネバネバ和え。お酒は桃のしずく・しぼりたて生原酒。

 

4月8日(火曜) 夜

 本日のトイレ、高島屋京都店にて。

 タイルとタイルのわずかな隙間に、ウンコやらなんやらびっしり書かれていました。

 そして近所のお地蔵さん。

 塗りなおされて、お地蔵さんなのにオッパイがあったので驚きました。

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 夕食前、Web冷え汁の四万十川篤彦さんから飲みのお誘いが入ったんですが、すっかり家で食べるモードになっていたので泣く泣く遠慮申し上げました。

 白ごはんから時計回りに、筍のお吸い物、葉わさびのお浸し、きゃらぶき、ホタルイカ辛子酢味噌、ブリの真子の煮つけ、おあげ焼き大根おろし、白子ポン酢。お酒は招徳・無濾過生原酒。

 

4月7日(月曜) 夜

 他人の店とかに勝手にスプレーで落書きするようなヤツは、お亡くなりなればいいと思っているほうなんですが。

 本日の落書きされた店。

 「おふくろ」という渋い名前の居酒屋(?)なのに、こんな落書きをされて。ひどすぎて思わず笑ってしまった自分が…。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、レンコンのアンチョビ焼き、筍のお吸い物、きゃらぶき、葉わさびのお浸し、ブリの真子の煮つけ、白子ポン酢、ホタルイカのなめろう。お酒は桃のしずく・しぼりたて生原酒。

 この時期にデパートに行くと、いろんな春の食材がありすぎて、あれもこれも買いたくなって楽しいけれど困りものです。

 

4月4日(金曜) 夜

 キティちゃんって、当方と同い年だったんですな。

キティと当方。
 

 同じ40歳どうし仲良く並んで記念撮影させていただきました。キティちゃんのほうが若く見えるのは気のせいでしょうか。

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 穴を見つめる人々。

 招徳の酒蔵見学での一幕です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、サニーレタスとルッコラのサラダ、冷奴、残り物の大黒しめじと高野豆腐の煮物、豚キムチ、肉じゃが。お酒は招徳、純米・無濾過生原酒。

 ルッコラって、惚れ薬としての効用があると信じられていたそうですね。自分に惚れちゃったらどうしましょう。

 

4月3日(木曜) 夜

 職場から、年度末の寸志が数万円入ったので、調子に乗って伊勢丹で普段あまり買わない上等の刺身など購入してしまい。

 いくら丼から時計回りに、ネギとお揚げのみそ汁、ほうれん草のごま和え、伊勢丹の刺身(ひらめ、まぐろ、帆立)、そして残り物の大黒しめじと高野豆腐の煮物。お酒は招徳、純米旭・無濾過生原酒。

 …だけで済むはずだったんですが、美味しい刺身のせいで想定以上に飲んでしまい(約3合)、いきおい余って白ワインも1本空けさせていただいてしまい、ぽいーん、ぽいーん、ああそろそろ文章書くのが面倒になってしまったので、本日はこのあたりで失礼いたします。

 それにしても念のためちょっと読み返してみたら、「伊勢丹の刺身」とかわざわざ書いてるのが貧乏くさくて、我ながらなんともかんとも。

 そして思います。寸志は人間をダメにする(当方限定かもしれませんが)。

 

4月2日(水曜) 夜

 年賀状がひとつあたってました。今年は下2桁が72と74が3等(切手)の当たりだそうで。

 例年30通くらいしかやりとりしてないので、どうせ当たってないだろうとほったらかしにしてたんですが、ふと気が向いて調べてみてヨカッタ。

 ところで、自分がみんなに出した年賀状の番号をすべて手元に控えていて、当選してる年賀はがきを受け取っている相手に「私が出した年賀はがき、当たってますよ〜♪交換するの忘れないでネ!」とか知らせる人がいたら、かなり 気持ち悪いなーと思った本日です。

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 夕食。

 韓国うどん、ほたるいか、餃子、にらチヂミ。でもお酒は日本酒(招徳、純米旭・無濾過生原酒)。

 

4月1日(火曜) 夜

 本日の居ぬき。

 デイリーヤマザキの店舗でしょうか。そのまま昆虫ショップになっています。

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 夕食。ほとんど昨日の使いまわしです。

 白ごはんから時計回りに、小松菜としいたけのお浸し、モロッコいんげんのごま和え、うすいえんどうの翡翠煮、ほたるいかとウルイの辛子酢味噌、大黒しめじと高野豆腐の煮物、ハムとウインナーと目玉焼き。お酒は招徳、純米旭・無濾過生原酒。

 たまにハムとかウインナーとか食べると妙においしいですな。ジャンクな旨みが口いっぱいに沁み広がります。

 

3月31日(月曜) 夜

 自転車を買い替えて以降、週末はもっぱらサイクリングです。

京都は伏見港の近くにある、三栖閘門まで行ってきました。キレイな桜と立派な水門があります。
 水位の異なる宇治川と濠川との間で舟を行き来させるためのものだったらしいですが、陸上輸送が発達したため昭和37年からは使われなくなっているそうで。
 
水門の傍らで、アート・ガーファンクルっぽい表情を心がけてみました。スイモンとガーファンクル。
 
ずっと犬を抱えて散歩しているおじさんを見かけました。

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 夕食。

 大黒しめじと高野豆腐の煮物から時計回りに、モロッコいんげんのごま和え、小松菜としいたけのお浸し、鯖寿司、ほたるいかとウルイの辛子酢味噌、うすいえんどうの翡翠煮、葉わさびのお浸し。お酒は招徳、純米旭・無濾過生原酒。

 

3月28日(金曜) 夜

 ここのところ生物多様性を筆頭に、いろんな存在や価値観を認めようよ! みたいな風潮があります。

 その対極にあるのが、自分たちの価値観が絶対でそれ以外は認めず排除するという「原理主義」ですが。

 だからと言って、「原理主義はゼッタイだめ!!」と喝破するのが多様性を認める姿勢なのかと考えると、おかしなことになってくるから難しい。本当に多様性を認めようとするなら、原理主義もそのひとつとして認めないといけないから。

 今年も桜が咲きはじめました。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ごま豆腐、レンコンのごまみそ焼き、キノコと新玉ねぎのポン酢和え、だし巻き、かぼちゃの煮物、おでん、小松菜のわさび和え。お酒は英勲の純米しぼりたて生原酒。

 

3月27日(木曜) 夜

 DVDで映画を見ようとすると、冒頭に配給会社だか制作会社だかのロゴが何枚も延々と映し出される(映画館でも同様ですが)。

 こんなやつです↓

 おまけにこの後、ユニバーサルだの20世紀フォックスだののロゴまで映し出されて。…こんなもん、ユーザーとしてはちっとも見たくないんじゃ! ヒマやけどこういう時間は勿体ないんじゃい!! と、イライラすることしきりで。

 欧米のパロディ映画とかで、作品の冒頭にこういうロゴを40枚くらい延々と映してほしいものですな。で、ユーザーがブチ切れしかけた頃合いに、映画の主人公がCGでロゴを踏み潰しながら登場し、「いつまで待たせやがんだ! そろそろ登場させろってんだい!!」みたいなセリフで。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、レンコンのごまみそ焼き、大根の皮のきんぴら、かぼちゃの煮物、サツマイモのレモン煮(隠れた好物)、ブロッコリーといちごの胡麻和え、おでん、キノコと新玉ねぎのポン酢和え。お酒は英勲の純米しぼりたて生原酒。

 

3月26日(水曜) 夜

 高校生の頃、今はもうない京都・阪急百貨店のセブンエイト食堂街で友人のK君とバイトしていたことがありまして。

 そのとき、20歳くらいの先輩に伊山さんという女性がいた。胸とお尻がボーン! ウエストがキュッ! なグラマラス体型で、高校生だった当時のぼくらは「タマランのう」と言っておったんですが。

 その伊山さんにあだ名を付けようという段になって、ほんとうは「グラマラス伊山さん」と言うつもりだったのが、高校生だから莫迦なので、グラマラスという英単語が出てこなくてグロテスクという言葉が代わりに出てきてしまって、「タマラン感じやから、グロテスク伊山さんと呼ぼう!」ということになってしまったのでした。

 今思えば、二人のうちどちらか間違いに気づけよという話ですが、間違いに気が付いたのは数週間後。しかしいったん定着したあだ名というのは、もう変えようがなく、その後も伊山さんは、ぼくらの間では「グロテスク伊山さん」と陰で呼ばれ続けたのでした。

 ただそれだけの話ですが、なぜかふと思い出したもので。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、レンコンのごまみそ焼き、サツマイモのレモン煮(隠れた好物)、かぼちゃの煮物、大根の皮のきんぴら、ミニおでん、かつおのたたき、ブロッコリーといちごの胡麻和え。お酒はキンシ正宗・金鵄正宗特別純米。

 

3月25日(火曜) 夜

 先日、自転車を買い替えて以来、高校生当時からくすぶっていたロードバイク熱が再発しておりまして。

 要するにドロップハンドルで軽量で上等なパーツを使った値の張るロードレーサーが欲しい欲しい! という病気なんですが、高校生当時はお金がないので物理的に買えなかったからよかったものの、歳を取ると10万円くらいのお金はなんとか融通がついてしまうからタチが悪いわけでして。

 ロードレーサーなんて買って一体いつ誰と乗るんや? そもそもどこに置くねん?? というセルフ突っ込みは当然あるんですが、そういう冷静な判断を狂わせてしまう妙な魅力がロードバイクにはあるんですねえ。

 で、頭の中でシミュレーションしていて。

 このメーカーのこのモデルの自転車を買ったら、いま住んでるマンションのこの部屋に無理やり置いて(ロードレーサーは盗まれやすいのと野外に保管しているとパーツが傷みやすいのとで室内管理が理想なのです)、せっかくだからビンディングペダルにして、でも雨の日などや平日は室内でも乗れるようルームトレーナー(ローラーの付いた台みたいなやつ)も買って……。

 そんなわけでネットでいろいろ調べていたところ、ルームトレーナーは騒音が激しいからデカくて分厚い防音マットを敷く必要があるうえ、室内で漕いでると大量の汗がそのまま下に滴ってボディがすぐ錆びてしまうので、自転車全体を防汗用のシートで覆わなくてはならず、またローラーを回すためタイヤの摩耗が激しいからルームトレーナー専用のタイヤに履き替えるほうがいいとの情報を得たのでした。

 こんなもんシートに覆われた単なる大きな物体になることは目に見えてます。さながらオレの動く城。そもそも何のための超軽量ボディなのか。

 そんなわけでロードバイク熱、はやく冷めることを祈るような祈らないような複雑な気分です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、レンコンのごまみそ焼き、サツマイモのレモン煮(隠れた好物)、かぼちゃの煮物、大根の皮のきんぴら、菜の花のお浸し、〆鯖、湯豆腐。お酒はキンシ正宗・金鵄正宗特別純米。

 

3月24日(月曜) 夜

 くさやを食べたことがないので、食べてみたいと思いながら機会がなくて。

 そういえば、くさやの本場である伊豆諸島の島々では、くさや汁が病気を治すのに使い続けられていたらしい。それも、○○さん宅のくさや汁はヤケドに効く、××さん宅のくさや汁は腹痛に効く等、家ごとに効能まで違っていたそうで。

 どこまで根拠がある治療法のか分からないけれど、発酵食品特有の細菌には抗生物質に似た成分があると言われているし、また家庭ごとに最近分布が異なることもあるので、一概に迷信とは言い切れない気がします。

 ただ、自分の家のくさや汁が、なぜか痔に効くってことになったりしたら、家庭がなんだか微妙な雰囲気になりそうですな。

 そもそも、最初に試したの誰だ!? ということにもなりそうですが。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ざぶとん揚げ焼き、大根の皮のきんぴら、サツマイモのレモン煮、かぼちゃの煮物、焼きそら豆、〆鯖、菜の花といちごの白和え。お酒はキンシ正宗・金鵄正宗特別純米。

 いろいろ作って食べようと根をつめて調理していたら、疲れて頭が痛くなってきて、食欲などすっかり吹き飛んでしまいました。

 

3月21日(金曜) 夜

 ひさしぶりに家族(親兄弟)と食事。京都は六角麩屋町の「三木半」にて。

案内された部屋は立派なんですが、テーブルが離れすぎです。
 
出された料理はどれも美味しかったんですが、テーブルが離れすぎです。
 
勝手にテーブルを近づけたら、仲居さんに「お料理がお出ししにくいんですけど…」と笑いそうなくらい露骨にイヤな顔をされました。
 

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、赤こんにゃく煮、枝豆豆腐、長いも短冊の梅和え、ブロッコリーのゴママヨ和え、鶏肉つくねだんご。昼にお酒を飲んだので夕食時は飲まず。

 

3月20日(木曜) 夜

 そういえば高校生の頃、森鴎外の『舞姫』が教科書に載っておりました。

 当時なりに、「海外留学中に作った女を、捨てて日本に帰ってきたところ、案の定というべきか女性が狂ってしまいました」という、比較的自分勝手な話だなーと思っておったんですが。

 当時の小説って、(詳しくは知りませんけれど)失恋とかでけっこう簡単に気が狂っておられたような印象を禁じえません。智恵子抄もそうですし。

 きっと当時は、テレビとかネットとかの娯楽が少なかったからでしょうねえ。今だったら、発言小町とかヤフー知恵袋とかに書き込んで(「留学生と付き合ったら彼が私を捨てて日本に帰ってしまいました。どうしたらいいでしょう…日本にまで追いかけるべきでしょうか?」とか)、同情されて自己憐憫したり、挑発的な書き込みをされて感情的に反論したりしてるうちに、時間が解決していたような気もするんですけどねえ。

 そんなわけで本日の夕食です。

 白ごはんから時計回りに、赤こんにゃく煮、春菊のミニお浸し、かつおのたたき、まぐろのぶつ切り、筑前煮。お酒は佐々木酒造と月の桂ダブルネーム。休日前なので自宅で好きなだけ、得心がいくまで飲んでおります。飲めば飲むほど得心がいかなくなるのが困りものですが。

 

3月19日(水曜) 夜

 先日ひさしぶりにカラオケに行って、もちろん虎舞竜のロードを歌いました。

 大学を出る頃まで、虎舞竜を「こまいりゅう」と読んでいたこともあって、妙な思い入れがありまして。

 道路を英語にするとロードで、覚えやすいなあと思うと同時に最近は、ガイジンにとってもロードを日本語にすると道路で覚えやすいんじゃないかなーという感慨を、虎舞竜のロードを歌うたびに抱いている昨今です。

 そして今おどろいたことに、ウィンドウズ8のIMEは「とらぶりゅう」と入れるとちゃんと虎舞竜と変換するんですね。あ、つボイノリオもちゃんと変換される!!

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、春菊とごぼうの和えもの、えのきとワカメのみそ汁、じゃがいもと長芋のワサビサラダ菜の花添え、胡瓜の酢の物、手羽元の筑前煮、いわしの梅煮。お酒は佐々木酒造の京生粋・純米吟醸原酒。

 

3月18日(火曜) 夜

 職場の人員が4月から入れ替わるので、スタッフルームのデスクその他の配置を変えることになりまして。

 で、部屋の図面を取り寄せて、みんなでアレコレ思案していたわけですが。

 けっきょく、縮尺に合わせて机や棚の大きさに段ボールを切り抜いて置いてみるという、まことに原始的な方法が最も効率的だったのでした。

 「これをデジカメに撮っておいたら、後からフォトショップとかで配置換えできるから便利ですよね!」

 …あたかも名案であるかのようにこう言い放って、若干得意げに上の写真を撮ったは小生です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ほうれん草のごまマヨ和え、たたきごぼう、絹さやの卵とじ、きゅうりとじゃこの酢の物、じゃがいもと長芋のワサビサラダ菜の花添え、いわしの梅煮。お酒は佐々木酒造の京生粋・純米吟醸原酒。

 

3月17日(月曜) 夜

 先日買った自転車に乗りたかったので、京都は流れ橋までサイクリングしてきました。

自分の自転車は、たいしたことなくてもカッコ良いものです。木津川サイクリングロードにて。
 
流れ橋に到着! 渡れません!! 昨年9月の台風で流されて以来(流されたの20回目らしい)、復旧していないようで。
 
帰り道。橋を渡るのに自動車は100円、自転車は10円。
 
警察車両もふつうに廃棄されるようです。
 

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、じゃがいもと長芋のワサビサラダ菜の花添え、きゅうりとじゃこの酢の物、たたきごぼうwithほうれん草の根っこ、ほうれん草のごま和え、鶏肉とレンコンのつくね肉団子、手羽元の筑前煮。お酒は佐々木酒造(佐々木蔵之介さんのご実家)の京生粋・純米吟醸原酒。

 

3月14日(金曜) 夜

 餃子の王将で昼ご飯を食べていたところ。

 隣席にすわった見知らぬ中年男性(一人客)が注文したのでした。「餃子3人前と…ラーメンの…ミニサイズってある?」

 「すみません、ラーメンは並か大盛りしかないんです」と言う店員に対して、中年男性いわく「えー、並だと多いんだよなー。うーん…ああ、じゃあ並でいい!」。

 だったら餃子3人前つをせめて2人前にしろよ! と、周りの客はみんな心の中で叫んでいたと思います。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、牡蠣のオイル漬け、鶏肉の赤ワイン煮込み、ミニおでん。お酒は月の桂・純米。

 

3月13日(木曜) 夜

 いま職場で風邪が流行っておりまして。

 で、風邪をひいている一人である同僚Aさんが「みんなに伝染すといけないから」とマスクを着用していて、おお、いい心がけだと思っていたらAさん、咳込むたびにマスクをずらしていたので、すっかり吃驚してしまったのでした。

 どうしてマスクをずらすのか本人に問うてみると「咳がしにくいので…」とのこと。

 こういうのをきっと、個性と呼ぶのでしょう。個性を尊重し、大切にしないといけないのは今や世間の常識です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ミニおでん、春菊のごま和え、春キャベツのカレー和え、牡蠣のオイル漬け、焼き塩サバ。お酒は月の桂・純米。

 

3月12日(水曜) 夜

 そういえば先日、珍しくウィリアム・ケントリッジ展を観に行ってきたのでした。京都は立誠小学校跡にて。

こういうシャレオツな展覧会に足を運んでいる自分が大好きです!
 
気が向いたので校庭跡でFUZEI写真など撮っていたところ…。
 
大学生くらいの文化系写真少女(もちろんカメラはオリンパス)が、小生とまったく同じ写真を撮っていたので思わず笑ってしまいました。
 少女に「ワシも同じやつ撮りましたのや!」「考えることは皆いっしょでんな!」と言い聞かせたい衝動を抑えるのに苦労しました。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ほうれん草とトマトの玉子汁、和風肉だんご、レンコンの酢の物、春きゃべつのごま和え、鶏肉の赤ワイン煮込み。お酒は月の桂・純米。

 

3月11日(火曜) 夜

 鴨川にて、石が積み上げられてました。

 絶妙なバランスで、息をかけただけでも崩れそうな。それもひとつだけでなく、いくつも林立して。

 まるで現代芸術ですが、こういう「いずれ元通り崩れること前提の創作物」は見ていて気分がいいものです。

 当方などは誘惑に耐えきれず、ついひとつ崩してしまいましたが。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、若筍のお吸い物、れんこんの酢の物、ほうれん草のおかかしょうゆ、牡蠣のオイル漬け、和風あんかけ肉団子、鶏肉の赤ワイン煮込み。ほとんど昨日と同じというか、むしろ一品減りました。お酒は坤滴・生原酒。

 

3月10日(月曜) 夜

 本日のスーパー。

 唐揚げにしたらうまいらしい。

 …って、自分でやったことあらへんのかい! そやのに自信もってすすめるんかい!!

 ちなみに里芋や京芋は、いったん出汁で煮てから天ぷらとか唐揚げとかにすると一層うまいらしいですよ。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、若筍のお吸い物、牡蠣のオイル漬け、れんこんの酢の物、ほうれん草の胡麻和え、和風あんかけ肉団子、鶏肉の赤ワイン煮込み、梅たたき胡瓜。お酒は松本酒造・大吟醸純米無濾過生原酒うすにごり。

 

3月7日(金曜) 夜

 本日のガムテープ。

 ガムテープは本当に万能です。何年も前ですが、外れたバンパーをガムテームでとめてる車もありましたからねえ。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、かぼちゃの煮物、高野豆腐、ほうれん草のごまポン酢和え、セロリとなすのマリネ、肉じゃがの卵とじ。お酒は松本酒造・大吟醸純米無濾過生原酒うすにごり。

 

3月6日(木曜) 夜

 物知りだとみんなから思われたい。…こんな気持ちをどこかに持つ人は多いんじゃないでしょうか。

 もちろんぼくなどはその典型例なんですが、知ってることの質も量も乏しいので、そんな願いがかなうことなどまァないというのが実情です。

 ただ時折、みんなが知らないことを偶然知っていたりすると、「へぇー。名倉さんって物知りなんですね」などと言われていい気分を味わうことができる。

 しかしここで難しいのは、「偶然」知っていたという点。たまたまその場で話題になったことを自分が知っていたという展開によって、あたかもその知識が巨大な氷山の一角であるかのように周囲から錯覚され、物知りだという虚像を相手に抱かせることができるんである。

 たとえばぼくが、「カレーなどに含まれるウコンの黄色い色素は、洗剤でも漂白剤でも落ちないけれど、太陽光の紫外線によって容易く消える」ことを知っていて、それをみんなが知らないとします。

 ここで、次のような展開をそれぞれ想定してみると…

1.みんなで昼食にカレーを食べていたら、その中の1人が洋服にカレーをこぼして「うわ、どうしよう!」「カレーの染みって何やっても落ちないんだよねー」。そこでぼくが、上述の知識を生かして、「ウコン系の染みって太陽光の紫外線でかんたんに消えるんですよ」。

2.みんなで昼食に焼き魚定食を食べているとき、とくに話題もなくみんな黙りこくっているので、ぼくが話題作りに話しはじめて。「ところで、ウコン系の染みって太陽光の紫外線でかんたんに消えるんですよ。知ってました??」。

 「1」の場合、へぇー博学ですね! と言われる可能性が高いけれど、「2」の場合、で? それがどうしたの?? っていうかどうでもいい知識をひけらかしたいだけ!? などと思われる可能性が高い でしょう。

 といっても、自分の知っている知識をビンゴで披露できるような場面など、そうそう出会わない(そうそう出会うのが本当に博学な人なのでしょうけれど)。そうなると、ぼくのような凡人に残された道は、

3.みんなで昼食に焼き魚定食を食べているとき、まずは自らの洋服に醤油を落として「うわ、どうしよう!」。誰かが「醤油の汚れならすぐ落ちますから大丈夫ですよ」と言ってくれたら、「そうですか、よかったー 」「ところで皆さん、落ちにくい汚れとかってあったりしません?」と話題を広げたうえで、誰かがカレーの汚れを取り上げてくれるのを根気強く待って、 カレーの汚れが話題にのぼったら上述の知識をさりげなく披露する。

 このようなセルフ根回しこそが、みんなから尊敬されるための数少ない道なのです。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、エノキダケとネギのみそ汁、高野豆腐、かぼちゃの煮物、ホタルイカと菜の花の酢味噌、肉じゃが。お酒は松本酒造・大吟醸純米無濾過生原酒うすにごり。大仰な名称に負けない芳香と風味、そして天然の微炭酸でとても旨いお酒です。

 

3月5日(水曜) 夜

 S&Bの赤缶カレー粉をずっと使ってるんですが。

 一般のスーパーで売られている37g入りのやつがもう小さすぎて、こんなもんカレー1回作ったらおしまいやんけ! そのくせ298円とかするし!!

 …と思っていたら、願っていたものが業務スーパーにちゃんとありました。400g入りで1,180円。

 左のわさびとからしが37g入り、右の赤缶カレーが400g。10倍位以上の量が入って、お値段は約4倍というお得感。

−−−

 そんなわけで本日は、カレーそばを作りました。

 

3月4日(火曜) 夜

 乳がん予防のために、健康な乳房を切除したアンジェリーナ・ジョリーさんは、本当に勇気があるというかなんというか。

 予防効果についてもハッキリせず賛否両論あるなか、よくやるなァと素人ながらに思ってしまいます。

 ただ、健康なうちに切ってしまえば、少なくともその部分にがんが発生する可能性はゼロになるわけで、これはすごい考えかたです。胃とか腸とか取れるものはすべて健康なうちにとっておけば、胃がんや大腸がんになる可能性はゼロ。

 脳みそも取ってしまえば、脳腫瘍のリスクも認知症のリスクもゼロになりますね!

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 引き続き、牡蠣祭りにて。

 牡蠣とほうれん草のマカロニグラタンから時計回りに、ポテトサラダ、セロリとなすのマリネ、牡蠣のオイル漬け、生野菜サラダ。 牡蠣が旨すぎて、白ワインをボトル半分飲みました。

 

3月3日(月曜) 夜

 最高に美味しい牡蠣を、知人の知人の知人から、知人の知人を通じて、産地直送で購入いたしまして。

三重県鳥羽産の小浜かき。 獲った翌日には届くよう手配してくださいます。殻つき牡蠣15個+むき身の牡蠣1kgで三千円台後半という破格!
 
殻つき牡蠣はフライパンに敷き詰め、強火で焼いていただきました。
 
新鮮そのものなので臭みが全然なく、プリップリでジューシーかつ濃厚な風味が口いっぱいに広がります。 白ワインと日本酒(原酒)を交互に飲む予定だったんですが、美味しすぎる牡蠣に夢中でお酒がちっとも進まないという、想定外の展開となってしまいました。

−−−

 翌日である本日は、むき身でカキフライを作っていただきました。牡蠣祭りです。

 白ごはんから時計回りに、菜の花の本わさび和え、カボチャの煮物、セロリとなすのマリネ、カキフライ(&キャベツ千切り、ポテトサラダ)。お酒は1本千円の白ワイン。

 

2月28日(金曜) 夜

 数年前に鎖骨を折ったとき、全身麻酔で手術を受けたあと思ったこと。

 手術が終わったときや、その後の治療もすべて終わったとき、主治医である外科の先生にはお礼や感謝の言葉を伝えたけれど(ちなみにウチの母親は手術前、主治医の先生にこっそり金品まで渡してましたが。笑)、麻酔科の先生にはお礼の言葉のひとつすらも口にしてなかったなァと。

 ただ、麻酔の先生って話すのは事前の説明を受けるときくらいで、実際の治療場面でやりとりする機会がないし、全身麻酔中は意識がないので、実感として感謝の気持ちを抱きにくいんですねえ(もちろん頭では感謝してますし、 鎖骨の手術中に万が一命を落とすなら麻酔科的なミスのせいだろうなとも思うんですが)。

 「先生の全身麻酔はもうサイコーでしたよ!気持ちよかったァ!!」

 こんな風に感謝したくなる麻酔を受けてみたかったような気もしますが、そんな麻酔をするような先生は麻酔科医としてはダメダメなんでしょうね。

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 夕食。

 おでん汁の残りにカレー粉と片栗粉を入れて、カレーうどんを作りました。いろんなだしが入り混じってすごい旨みです。 今後、おでんを終えた後はカレーうどんに決定。

 カレーをだしで薄めたカレーうどんとは、ベクトルが逆のおいしさと言いましょうか。

 

2月27日(木曜) 夜

 浅田真央選手と芸人の長州小力さんって、なんか顔が似てるのう。

 …と思ってネットで検索してみたら案の定、たくさんの人が同じようなことを言っていて。自分が感じるようなことはすでに、世間中の人たちが感じているんだなァと再確認した本日でした。

 そして、モノマネ芸人に似てると言われるのってどうなんだろう、とも思います。

 「君、コロッケにそっくりだよね!」

 で、コロッケのモノマネ芸人としてデビューとか。

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 夕食。本日もたくさん作りすぎたおでんです。

  少しでも変化をつけようと、日本酒を二種類、交互に飲んでみました。坤滴しぼりたて生原酒と、京姫酒造・純米吟醸(一番搾り1ツ火入)。

 

2月26日(水曜)

 そういえば中学生の頃、ガイジンの先生が担当する英会話の授業があった。

 担当はラッシェ先生という、なよなよしたオカマっぽい中年男性で、それはまァどうでもいいのだけれど、あるときこんな授業が課された。

 「4人1組で、それぞれ5分間、英語で寸劇をしてもらいます。内容は本当に自由。好きなようにやりなさい」

 そこでぼくらの班は心から好きなことをやることにしたのでした。すなわち当時は、ただでさえシモネタが大好きだったうえ、英語といえばスラングにしか興味がないさかりだったので、聞きかじりのフォーレターワードを精一杯使いつつ、あとは 知っている乏しい語彙と、英和辞典で引っ張ってきたシモネタっぽい単語とを駆使して、即興で寸劇を考え て。

<男同士がささいなことでケンカして激しい口論になるという寸劇>
  「Hey! You! Fuck you!!」(おい、てめえ。ファックユー!)
  「Pardon? You are asshole!」(え、何って? 君はケツの穴だ!)
  「Oh, Eat shit」(ああ、糞くらえ)
  「I don't eat your shit. You, drink my urine!」(私はあなたの糞は食べない。君、私の尿を飲みなさい!)
  「Oh, Jesus!!」(おお神よ!)

 …というようなやりとりだけで5分間の寸劇を終えた瞬間、ラッシェ先生から「下品なだけだ。最悪」といった旨の言葉を頂戴したうえ、The worst scoreを付けられたことが、今となってはいい勉強となっています。

 ひとつは、「無礼講はほんとに無礼をしていいわけではない」という教訓。そしてもうひとつは、尿は"urine"という英語であること。前者は社会で役に立ち、後者はとくに百だってはいませんが無駄な知識のひとつとして。

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 夕食。

 昨夜に引き続き、おでんです。おでんと日本酒の取り合わせは、お酒が進みすぎて嬉しい困りごとです。

 

2月25日(火曜) 夜

 近所の看板です。

 契約終了にともなって、とりあえず文字を消すことにしたものの、塗料代がもったいないので固有名詞の部分だけ白塗りしてみたところ、まったく問題なく判読できてしまう結果となってしまい、急きょ赤色ラッカーで塗りつぶしてみた。…と推理してるんですが、どうなんでしょうかねえ。

 近頃あまり景気がよくないせいか、白塗りの看板をよく見かけますけれども、看板の貸主にとってもこれ、収入は無くなるわ塗装代はかかるわで結構たいへんなのかもしれませんですな。

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 夕食。

 久しぶりに、おでんをしこたま作って食べました。ごぼ天から時計回りに、こんにゃく、鶏手羽元、厚揚げ、煮抜き、ちくわ、もち巾着、大根、ひろうす、たけのこ。昆布&各種節のだしで煮込んだ鍋を、バスタオルで一晩包んで寝かしました。おでんだと緑黄色野菜が足りない気がするので、茹でほうれん草トッピングで。

 お酒は坤滴しぼりたて生原酒、もっとも好きな地元のお酒のひとつです。

 

2月24日(月曜) 夜

 珍しくステーキを食べに行きました。

ステーキハウス听(ぽんど)。30日間、低温で熟成させた牛肉を使うんだそうで。
 
いろんな部位を食べてみたかったので、一番小さなサイズ(1/4lポンド)のサーロインとササノハ、ショートリブ。ひとつ1,500円〜2,800円程度です。
 
30日間熟成うんぬんは正直よく分かりませんでしたが、言われてみれば柔らかくて甘味が出てるような気がしないでもありません。赤ワイン1本。
 

 そして本日は、自宅で里芋をむいていたら、人面里芋に遭遇しました。

 点が3つあれば顔に見える、の法則通りです。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、里芋とれんこんと人参の煮物、大根とネギとおあげのみそ汁、たこ酢、ほうれん草のごま和え、酢れんこん、大根の葉っぱのじゃこ炒め、生野菜と半熟煮抜きのサラダ、カレイの干物の焼いたん。お酒は近所の酒蔵、京姫酒造・純米吟醸(一番搾り1ツ火入)。1本千円のわりに香りが芳醇で旨い!

 

2月21日(金曜) 夜

 佐村河内守センセイのおかげで、聴覚障害の認定基準が厳しくなるかもしれないそうで(脳波も取るとか云々)。

 センセイこれ、聞こえないフリして障害認定を受けてる人から恨まれますよ〜。素晴らしい音楽を世に出したうえに、障害認定の世直しにまで貢献してしまったら、ちょっとやりすぎだと思うんですけどねえ。

 ぼくもまァ、何を心配してるのか、自分でもさっぱりわかりませんが。

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 夕食。

 鶏ガラと豚骨(スペアリブ)でとったスープで自作したカレーの残りに、昆布かつお出汁を入れて作るカレーうどん(もしくはカレーそば、カレーラーメン)は、自分で言うのも大好きですがしみじみつくづく最高です。

 

2月20日(木曜) 夜

 本日の「えっ!?」。

 「1ヵ国語で話そう。」って、当たり前ですやん! 言われんでも当方かてやってるわ!!

 なんだこれは? …と思ってよく見てみたらなんのことはない、7ヵ国語で話そうでした。

 それにしても、1ヵ国語で話そうがアリなら、なんでもアリでしょうねえ。

 ・コップで水を飲もう。
 ・靴を履いて歩こう。
 ・無意識的に呼吸をしよう。

 無意識的に呼吸をしようと意識しすぎたら、なんだかおかしなことになりそうですが。

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 夕食。

 サラダ&カレー(ほうれん草のソテー添え)。超手抜き。コップで水を飲みました。

 

2月19日(水曜) 夜

 職場に出入りしているコンサルタント会社が、「いかなる場合も相見積もりをとるべきです!」とうるさい。

 ずっと付き合いのある取引先まで、いちいち相見積もりをとれと言われてましてもねえ。

 「だったらまずはおたくのコンサルタントから、競合他社を入れて相見積もりを取らんとあきまへんなァ!」といつも思うんですが、思うだけで言わないいつものパターンです。

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 夕食。酢からあげて昆布で包んだままラップして1〜2日おいた、最も好きなコンディションの〆鯖です。

  あとは、ほうれん草の胡麻和え、根菜のみそ汁、ポテトサラダ、たたきごぼう、芽キャベツの酢味噌和え。お酒は初日の出・今朝しぼり。

 

2月18日(火曜) 夜

 数年前、自転車を買い替えたいという同僚の女性Mさんが、ぼくのオススメした自転車(Bianchiのクロスバイク)を購入してくれたのでした。

 そのMさんがこのたび退職することになった。で、みんなでメッセージの寄せ書きをすることになったので当方、「Bianchiの自転車、買ってくださって嬉しかったのを今でもおぼえてます!」としたためたところ、周囲から「えーっ!? 名倉さんって女性に貢いでもらってたんですか??」。

 そんなわけあらしまへんがなっ! …と誤解をとくのに30秒くらいが要されたわけですが、そもそも本当に貢がせてるような人は寄せ書きなんかに書かないと思います。それとも、バブリーな会社の重役さんに貢がせていたオフィスレディーの御仁などは、寄せ書きにしたためられるんでしょうか。

 「マンション買ってくださって嬉しかったのを今でもおぼえてます! これからも大切に住もうと思います!!」

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 蕾菜(つぼみな)という見慣れない野菜が売られていたので、洋風の炒めものにしてみました。

 マッシュルームと肉のカレー(ほうれん草トッピング)、ポテトサラダ、蕾菜のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

 

2月17日(月曜) 夜

 週末はなんとなくオリンピック中継のテレビを見たんですが、フィギュアスケートの高橋選手はほんとうに可哀想です。

 日本の視聴者のうち数十万人くらいは、「佐村河内センセイの歌…」と心の中で思っていたんじゃないでしょうか。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、炒め豚肉入りポテトサラダ、根菜のかす汁、たたきごぼう、ほうれん草の胡麻和え、うるいの辛子酢味噌、自家製〆鯖。お酒は初日の出・今朝しぼり。数日たったので芳香がずいぶん落ち着いてきました。

 〆鯖は合わせ酢をいろいろ試行錯誤してるんですが、塩と砂糖、昆布、生姜を加えて3時間くらいしっかり漬けるのが好きです(とくに漬け酢からあげてからラップで包んで一晩冷蔵庫で寝かしたのが最高)。

 そしてアニサキスにあたらないよう、飾り庖丁を細かく入れ、食べる前にくまなく視認するとともに、しっかり噛むよう心がけてます。ほんとは丸2日間冷凍すれば死滅するらしんですが、味重視で生のままで〆て、自分でもどうかと思うくらい神経質に食べる派です。自家製〆鯖を食べてる姿だけは誰にも見られたくありません。

 盛り付けについては、あきらめました。

 

2月14日(金曜) 夜

 本日の公衆トイレ。

 当方が自宅の洗面台と同じように使ったりしたら、どうなるかというと、もう終わりです。なにがどう終わりかは、さすがにご紹介できませんが。

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 夕食。

 豚キムチ炒飯から時計回りに、切り干し大根、筍の土佐煮、生野菜とほうれん草のサラダ。お酒は、こういうメニューだと何を飲んだらいいのかよくわからないので、とりあえず残ってた白ワインを飲みました。

 

2月13日(木曜) 夜

 つい英語で言ってしまうことがあって。

 …といってもぼくなどは全然英語がしゃべれないんですが、それでもたとえば「ワンクッション」など、むしろ「一緩衝」みたいに和製語を使うほうがおかしな感じになることも多いので、つい言ってしまったりするわけです。

 それで本日、職場で後輩相手にエラソウに指導していたとき。

 ぼく:「ふつうに100%やっても、それって顧客にとっては当たり前の話で。120%やってこそ、そのプラス20%が初めてサービスになるんや」
 後輩:「なるほど、はい、分かります」
 ぼく:「だから、100%やったうえで、さらにワン…手間かけることが大切なんや」
 後輩:「え? ワンテマ?」
 ぼく:「そう、ひと手間かける!」
 後輩:「ああ、ひと手間ですね!!」 

 ひと手間と言いたいところを、つい出だしで「ワン…」と言ってしまい、かといって「手間」に相当する英語など全然知らないから、いきおい「ワン手間」なる妙な表現になってしまって。こんなの誰が見たって形勢逆転で、後輩の勝ちではないか。

 どうせなら「ワンテーマ賭ける」ことが大切! ってことで強引に押し切ったほうがよかったかもしれません。

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 夕食。

  白ごはんから時計回りに、ほうれん草のおひたし、冷奴、筍の土佐煮、切り干し大根、ホタルイカ&菜の花、ぶりの照り焼き。お酒は初日の出・今朝しぼり、本日の朝しぼったばかりの生原酒をその日に買って飲みました。香りがワアーッと最高です。

 

2月12日(水曜) 夜

 職場の料理サークルの面々で、京都のラ・キャリエール料理教室のプライベートレッスンを受けてきました。

魚とったどー! みたいな図ですが。鯖をさばいて調理しました。エプロン姿の向かって右側が当方。
 
参加者一同で記念撮影。講師の先生だけモザイクかけてないので容疑者みたいですが、そういうわけではありません。

 みんなでわいわい料理するのは単純に楽しいです。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、、切り干し大根、冷奴、菜の花のごまポン酢和え、野菜スープ、筍の土佐煮、洋風ゆで豚・ハニーマスタード。お酒は1本千円の白ワイン(レスタック)。

 

2月11日(火曜) 夜

 自転車を買い替えて、うつつを抜かしておりました。

 前の自転車は1999年に買ったものなので、およそ15年乗り続けていたことになります。「馬之助」という名前を付けて乗りはじめ、酔っ払って乗って転んで前歯を折ったり、ついには鎖骨まで折って全身麻酔の手術を受けたりとぼくのほうは満身創痍になりながらも、自転車のほうは全然壊れることなくがんばってくれていてそれなりに愛着もあったんですが、近年さすがに各所の老朽化が目立つようになってきまして。

タイヤ、ブレーキ、変速シフト、ハンドルカバーなど、いずれも1回以上交換して現在に至っていましたが…。
 
買った当初はピカピカだった本革製のサドルもご覧のとおりひび割れだらけ。
 

 そんなわけで今回購入したのがこれ。RALEIGH(ラレー)RFC。お値段7,1820円なり。

 付属してきたペダルが裏表のあるタイプで使いにくいので(トゥクリップ用の突起のある面に1/2の確率であたってしまう)、ちょっとだけ奮発してフラットペダルを買いなおしました。ウェルゴ M138、お値段3,500円なり。 シールドベアリングのペダルなので、めちゃくちゃスムーズに回転して心地よいことこの上なし。

 とにかく乗り心地が滑らかで、どんどん意味なく乗りたくなりますねえ。本日も意味なく京都駅から高島屋界隈をサイクリングしてきました。 ちなみにニュー自転車の名前は、ボディが緑色なので「ミドリガメ号」にしようと思います。

 関係ないですが、微妙なバランスで立っている自転車を見かけました。

 

2月7日(金曜) 夜

 世間を賑わせている佐村河内守さんのニュース、氏の作曲指示書が素敵すぎるのはさておいて。

 自分が目指す音楽をなんとしても世に出したいという達成意欲とそれを実現させる問題解決能力、そして世間の注目を集めるセルフプロデュース能力の高さはかなりのものだと思う。ただ、(真実はどうなのか知りませんが)ゴーストライターの存在がリークされて表沙汰になってしまったあたりは、マネージメント能力に脇の甘さがあったのかなァと。

 この手の事件があると、もちろん「卑怯なことしやがって!」という憤りはいちおう抱くのだけれど、それと同時に、安堵感と高揚感が入り混じった心地よい感覚も抱いてしまいます。自分をふくめて誰もが持っている本質的なダークサイドを端的に代弁しながら、なおかつバッシングの対象として肩代わりしてくれているような気になるからでしょうか。

 こういう人が全然現れなくなったときのほうが、社会全体としてはむしろ心配すべきなのかもしれませんですね。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、エノキとわかめのみそ汁、冷奴with大葉のせ、小松菜のごまポン酢和え、山うどの辛子酢みそ、ぶりあら大根。お酒は北川本家「純米吟醸・美田根」。

 

2月6日(木曜) 夜

 ちょっと話すだけでも鬱陶しい、とみんなから陰口をたたかれている社員が他部署にいる。仮にX氏としよう。

 本日、後輩をひきつれてX氏と打ち合わせをしたのだけれど、案の定というべきかX氏、むちゃくちゃ鬱陶しい。人の話は全然聞かない、自分の話をし始めると一方的でやたらと冗長かつ高圧的、これではみんなから煙たがられるのも無理はない。

 しかし、そこは後輩の目の前である。こういうときこそ模範を示さなければと、つとめて冷静に笑顔でX氏の話に対応し続けた末、なんとか無難に打ち合わせを終えてその場を後にしたわけですが。

 しばらく経ったときに後輩いわく、「さすが名倉さんですねえ! 僕なんてX氏の話聞いてて、もうイライラしちゃってどうにもならなかったです」。対する当方、「いやー、ぼくだってめちゃくちゃイライラしたけど、ま、そういうのって顔に出さないほうがなにかとスムーズにいくから、けっきょく自分がラクでしょ」。

 すると後輩、ちょっと引いた表情で「そのポーカーフェイスがすごいですよ。っていうか、僕だって名倉さんをイライラさせてても気がつかないですわ。こわいなァ…」。

 後輩をこわがらせるのは不本意だったので、「X氏は異世界の住民だと認識してるからいくらでも笑顔で対応できるけど、君は同じ世界の住民だから、イライラしたときは態度に出させてもらうと思うよ」と本音を伝えたところ、余計にドン引きされてしまいました。トホホのホ。

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 夕食。

  味噌ラーメンです。麺とキムチと味噌以外は手作り…と言いたいところですが、モヤシもネギもスーパーで買ってきたものですし、豚ブロック肉だってスーパーの精肉コーナーのものだし、水だって水道水だし、ラーメン鉢も既製品だし、そもそも鶏ガラだってブロイラーです。実は何ひとつ自分では作っちゃいません。

 

2月5日(水曜) 夜

 昆布とショウガを入れた酢で〆た鯖を炙って食べました。

 バーナーで炙る作業は単純に楽しいです。近くに置いているプラスチックのボウルなどにバーナーを向けたい衝動を抑えるのに苦労しました。

 白ごはんから時計回りに厚揚げのおろしポン酢和え、本わさびと焼き海苔の長芋ポテトサラダ、ぶりあら大根、ブロッコリーとトマトの白和え、炙り〆鯖。お酒は北川本家「純米吟醸・美田根」。

2月4日(火曜) 夜

 ラーメンを作って食べました。

 スープなどは放っておけばいいので、それほど手がかかってるわけではないですが、6時間かけて作ったものを6分くらいで食べ終わる「花火」感がたまりません。花火といっても、何の変哲もないただのラーメンなんですが。

 でもまァ、買い込んできた鶏ガラを何羽も返り血を浴びながら出刃包丁でぶった切るのは、それなりにストレス発散になってます。

 

2月3日(月曜)

 とうとう、木屋のキッチン鋏を手に入れてしまいました。6800円なり。

 雑誌『暮らしの手帖』にも紹介されていた逸品で、高品位ステンレス(エーデルワイス鋼)製なので、とてもよく切れるうえ、切れ味が長持ちします。

 いろんなものを切りまくるぞォ〜。肉とかビニール袋とか。気が向いたらすね毛とかも切ってみよう。

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 夕食。

 巻きずしから時計回りに、焼き豚、たらのめと山うどの天ぷら、本わさびと焼き海苔の長芋ポテトサラダ、〆さば。お酒は北川本家「純米吟醸・美田根」。おいしい生酒です。

 

1月31日(金曜) 夜

 本日のお食事サンプル。

 もう少しだけでいいので、がんばってほしいと思うばかりです。

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 夕食。

 真ほっけを食べました。

 真ほっけ(まほっけ)と縞ほっけ(しまほっけ)の違いについては、外見で見分ける方法、風味で見分ける方法などいろんな流儀があるようですが、最も確実だと個人的に思う方法は、名称の最初に「し」の文字が付くか付かないかによる見分け方です。店ではだいたい、この方法で100%見分けています。

 

1月30日(木曜) 夜

 考えてるばかりではなく、行動することが大切なのだなァととみに思う昨今。

 考えてるばかりだと、結局のところ手持ちの情報を自分の脳内でぐるぐる回しているだけなので、閉塞的になって視野狭窄に陥りやすいし、意識の焦点が自分に向いて否定的事象の原因がすべて自分の内的要因にあるような錯覚に陥る結果、行動する意欲さえも失われてしまいかねない。

 それに引きかえ、行動すると環境が変わって気分も変わるし、行動することで五感や運動感覚など末梢神経からの情報刺激が増えることで脳そのものも活性化するし、行動によって外界になにがしかの変化が起こると随伴性が得られ、自己効力感(自分が何かすれば結果が伴うという感覚)の向上からやる気もアップしようというものである。

 …というようなことを考えているうちに、とくに何もしないまま一日、一週間が終わるのが最近の通例です。

 そういや大学生の頃、『書を捨てよ、町に出よう』(寺山修二・著)と『行動学入門』(三島由紀夫・著)が大の気に入りという同級生がいたのを思い出しました。同級生いわく、「どちらもホントいい本だよ。オレ、この2冊ばっかり繰り返し家で読んでるんだ」。

 でもまァ、三島由紀夫さんは(ぼくのような門外漢が知ったようなことを言うのもナンですが)、尋常ならざる強い意志でもってあれだけの行動と肉体の鎧とを後付けしたにもかかわらず、 脳みそがあまりにも丈夫かつ強固すぎて、けっきょく内面的な本質はびくともしなかった人だったのかなァと思います。

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 夕食。

 洋食に飽きたので和食にしました。白ごはんから時計回りに、ワカメと豆腐のみそ汁、ほうれん草のごまポン酢和え、ひじきの煮物、ぶりかまの塩焼き。ぶりは切り身よりも、かまのほうがいろんな部位の食感と強い旨みがあって好きです。お酒は、富翁ささにごり。

 

1月29日(水曜) 夜

 最善の案を出そうとして、延々と考え続けているタイプの同僚をたまに見かけますが。

 いつまで経っても考えてばかりで、何ひとつ形としての結果が出ないから、周囲を苛立たせて評価もどんどん下がる。

 ほんとうの「最善の案」は、さっさと妥協して結果を出してみることだよ、と心の中で思うんですが、もちろん思うだけで何も言いません。

 同僚の評価が上がって、相対的に自分の評価に悪影響が出たらイヤですから。

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 夕食。

 相変わらず一昨日、昨日とほとんど同じメニューですが、気分を変えようとハンバーグに半熟目玉焼きを添えたりしています。

 

1月28日(火曜) 夜

 たとえば職場の忘年会で、新しく入ってきた社員の面々が自己紹介することになったとして。

 「時間もアレなんで、ひとり1分くらいでお願いします〜」という形で始まったにもかかわらず、次のような人がいたらどうでしょう?

 「××部に新しく配属された○○と申します。趣味は鉄道で、JR全線をすべて制覇するのが目標です〜」
 (パチパチパチ〜とまばらな拍手。「へぇー全線制覇が目標とはすごいね」といった声がチラホラ)
 「ちなみに現在クリアした在来線は全部で58ありますっ!」
 (よく分からんけどすごいんだろうねー、といった声がチラホラ)
 「…ん、あれ、58じゃないや。このまえ飯山線も乗ったし、大糸線も乗ったしだから…60? あ、いや、大糸線は最後まで乗ってなかったかも。あ、すいません! ちょっとスマホで調べてみますんで、ちょっと待っててください。ええっと……」

 (一同の心の声)「そ・ん・な・も・んは、ど・う・で・も・え・え・ん・じゃ・い!!」

 ケーワイと言われる人たちの一部分は、「自分のことなどみんなたいして興味ない」という当たり前の感覚が欠落しているだけのような気もする昨今です。

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 夕食。

 作り置きのせいで昨夜とほぼ同じメニュー。少しでも気分を変えようとお皿をちょっとだけ別のやつにしてみたりハンバーグにパセリを振ってみたりして、我ながら涙を誘う悲しい食卓です。

 

1月27日(月曜) 夜も

 三条京阪の東側にある居酒屋「伏見」。

 閉店しているときの閉まりっぷりのすごさに、いつも感心してしまいます。

 かつて吉田類が「酒場放浪記」で紹介していたこともあって一度入ってみたいと思いいつつ、開店しているときは混みっぷりがすごいので、まだ一度も入ったことがありません。

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 寺町仏光寺を下がったところにある支那そば「猪一」。

 6人くらいしか行列していなかったので、すぐ入れるかと思って並んでみたら50分待ちました。きっと、ものすごく丁寧に作ってらっしゃるのでしょう。

 昆布と魚介(&鶏ガラ?)ベースの非常にあっさりしたスープで、ラーメンというよりはうどんっぽい雰囲気。出汁がしっかり効いていて美味しいんですが、豚骨を使ってないためかどちらかというと家庭の味の延長という感じだったので、今度自分で作ってみよう! とひそかに思いました。

 セットのあぶりチャーシュー丼が妙に旨かったです。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、かす汁、煮込みハンバーグ、マカロニサラダ&生野菜、なすとセロリのマリネ、ロールキャベツ。お酒は常用ワインのレスタック白。

 

1月24日(金曜) 夜

 本日の、よく見ればダジャレ。

 通勤途中にあるので、もう百回以上見てるはずなんですが、ようやく気づいた嬉しさ半分と脱力半分。

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 夕食。

 久しぶりにお好み焼きを作って食べました。あとサラダと。お酒は白ワインと日本酒の交互飲み。当然のことながらお好み焼きとは今ひとつ合わず。

 

1月23日(木曜) 夜

 近所のスーパーにて本日の自転車。

 前カゴにすてきなライトが、それも左右両側に取り付けられています。針金でぐるぐる巻きにされているから安定しているうえ、盗難にも遭いにくい。千円くらいで専用のライト(キャットアイとか)が買えるなか、こういう自分なりの工夫を見ると、なんだか心が和みますねえ。

 おまけにこの自転車、名前も手彫りで。

 いやー、いい! いい! …と写真を撮りまくっていたら、背後から持ち主が現れて。あいまいな笑顔を精一杯浮かべて退散してきました。

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 夕食。

 4日目カレー、4日目ポテトサラダ&生野菜、鯛とオニオンとトマトのマリネ。1本780円のワイン3日目。

 マリネにはフェンネルシードをちょっとだけ入れてみました。フェンネルってモビルスーツっぽい響きがあって、入れるのがちょっとだけ童心に返る感じです。

 

1月22日(水曜) 夜

 気が利かない、言われたことしかしない、などという叱咤を同僚にぶつける場面をたまに見かけます。

 しかし考えようによっては、言われたことをする能力が高いばかりか、言われたこと以外やらない能力も非常に高いわけなので、こういう資質が長所になるような適材適所を心がけることのほうが大切だと思う昨今です。

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 夕食。

 3日目のカレー(最高潮のコンディション!)。付け合わせに、ポテトサラダwith生野菜と、アボカドの天ぷら。お酒は780円くらいの安ワイン。

 

1月21日(火曜) 夜

 がんも認知症も、ぼくの目の黒いうちには画期的な治療薬なんてまず登場しないと思ってるクチで。

 近いうちに根本的な薬が開発されるかもしれないというニュースがしばしば出てくること自体、背後でいろんな利権やお金が動いているからなんだろうなァと素人ながらに思ってるんですが。

 ほんとにがんも認知症も克服されて、ちっとも死なない一部の人たちが出現したら、それこそが本当の意味で「人類のがん」になってしまいそうなのがなんともかんとも。がんって、本来なら天寿をまっとうすべき自分の細胞が、死ななくなって無節操に増え続けてしまう結果、ちゃんと世代交代している正常な組織が侵蝕されて起こる現象らしいですからねえ。

 そして、節操を失って死ななくなってしまったがん細胞も、いずれは宿主の死によって全滅してしまうところも。生き残るすべは標本保存してもらうことでしょうか。

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 夕食。

 カレー二日目に入って、いい感じに馴染んできました。それに、アボカドとひらめのセビチェ、ポテトサラダ&生野菜。お酒は780円くらいの安ワイン、飲んでみたら案の定それなりの不味さであまり杯が進まず。財布にも身体にもやさしい安ワイン節酒法、気分が大いに盛り下がる以外はいいことづくめです。

 

1月20日(月曜) 夜

 週末は京都・伏見の居酒屋「五島列島 元」にて。

 はじめて行った店ながら当たりで、ちゃんと修業を積んだ板前の大将の料理が一皿200円から食べられます。からすかれいの煮つけも400円ですからねえー。

 

 当方の庖丁談義にも気さくに食らいついてくださり、手持ちの庖丁をすべて見せてくださったうえ、実際に触らせてもらったり、切り方を直接教えてくださったりで。

使い続けて千枚通しみたいにチビた柳葉庖丁
 
柄(ハンドル)部分もこんなにすり減ってます
 
桂剥きのほか、大根の茎を使った飾り切りなど教えてもらいました
 

 庖丁談義が楽しくて、ひれ酒を中心に6合、7合と飲みすすめてしまい、最後のほうはベロンベロンになりながら庖丁を振り回して危ないことこの上なしでした。

−−−

 夕食。

 鶏ガラと豚スペアリブ、干しトマト、干しエビその他を10時間くらい煮込んでとったスープでカレーを作りました。自分で言うのも大好きですが旨いです。それにキャベツの千切り&豚肉ソテー入りポテトサラダ。

 

1月17日(金曜) 夜

 当然ながらぼくなどは、職場でもうだつのあがらないショボ社員なんですが、小さな部署のまとめ役をしておりまして。

 先日、うちの部署の中でちょっとモメ事が起きて、みんなの意見が対立してしまったのでした。

 で、話し合ってもお互い平行線でちっとも解決せず、「最後はもう、名倉さんが決定権を行使して決めてください!」ということに相成りまして。

 こういうときこそビシッと決めなければならない。上司としての決定権は、こういうときのために存在するのだから。

 「分かった! よし、じゃあ、ぼくは決めない! 多数決で決めよう!!」

 決定権を持つ=「決定権を放棄する」決定権も有する、という解釈で。

 鶴の一声、「私はリーダーシップをとらない! この件については誰にも有無は言わせない!!」。

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 今日は珍しく誕生日だったので、手抜き料理にしました。

 白ごはんから時計回りに、水菜のお浸し、筑前煮、キムチ、野菜炒め、牛しゃぶおろしポン酢。お酒は月の桂・純米。

 誕生日は阪神淡路大震災の日なので、テレビをつけると毎年暗〜い雰囲気でしっくりきます。赤面ですが40歳になりました。

 

1月16日(木曜) 夜

 気がつけばなぜか長く使ってる一品、シリーズ。

 もう10年くらい使っているUSBメモリ。接着がとれてしまったので、セロテープとガムテープで巻いて使ってますが、容量が128MBもあるので未だにちっとも困らず使っています。日常生活は50MBくらいの容量があれば事足ります。

 見た人からは引かれる一品ですが、本人が困ってなければ、何事も改善しないものです。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、水菜のお浸し、ひじきの煮物、こんにゃくの土佐煮、筑前煮、タラモサラダwith水菜、長芋の煮物、めばちまぐろの切り落とし。お酒は富翁 ・吟醸純米ささにごり。

 作り置きのせいで、来る日も来る日も同じような献立です。自業自得。

 

1月15日(水曜) 夜

 こうなってると安心する、の写真。

 しかし、お酒を買い置きしても平日は飲みすぎずに済むようになってきたあたり、我ながら人間的な成長を感じて頼もしいです。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、タラモサラダwith水菜とパセリ、筑前煮、ほうれん草のごま和え、ひじきの煮物、こんにゃくの土佐煮、長芋の煮物、イカと九条ねぎのバターしょうゆ炒め。お酒は富翁 ・吟醸純米ささにごり。

 

1月14日(火曜) 夜

 そういえば昔、多重人格を描いた『24人のビリー・ミリガン』という本がヒットしたなァとふと。

 高校生のころ初めて読んだときは「うわーマジ!?」と驚愕したものの、その後しばらくたつと、きな臭いトホホな感じのほうが募ってきたんですがそれはさておき。

 自分の身に置き換えてみると、人格なんて相手によっても異なるし、季節によっても異なるし、もちろんお酒を飲んでないときと飲んだときとでも異なるし、けっきょくのところその日によって違って合計したら数百から数千くらいはあるともいえそうです。

 『3,207人のビリー・ミリガン』

 ちょっと噴き出してしまいそうですが、人格なんてまァそんなもんかもなァと思ったり。

 ほんとに多重人格とかなってしまうのは、どちらかというと自分の中の多面性を認められなかったり洞察できなかったりする人だという気もいたしますが。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、タラモサラダwith水菜とパセリ、ひじきの煮物、焦がし餃子、きゅうりとキムチの豆板醤和え。お酒は月の桂・純米。

 

1月13日(月曜) 夜

 岡山から来られたOさんと、画家のWさんとで夕食。近所の料理屋、トロケにて。

 出てくる料理をすべて写真に収めないと気が済まない人が増えてきましたですな。フィルム写真の頃は、料理なんか撮ってたら変な目で見られてたものでしたが。

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 自宅の机を買い替えようと思い立って。

 家具屋まで自転車で出向くことにしたんですが、ちょっとややこしい場所にあるので、手製の地図を自転車のハンドルに装着して、カーナビみたいにしました。

 かっこいいとは言いがたい代物ですが、いやー、ナビゲーションというのはつくづく便利ですね!!

 そして机が届きました。

 とくにどうということのない机です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、長芋煮、タラモサラダ、こんにゃくの土佐煮、ひじきの煮物、ほうれん草のおひたし、筑前煮、焼き肉おろしポン酢。お酒は富翁 ・吟醸純米ささにごり。

 

1月10日(金曜) 夜

 アルバイトで入ってくれていた職場の後輩が、4月から正社員に昇格することに内定した。

 昇格が認められるよう、ぼくも微力ながら上司にかけあったり推薦したりしていたので嬉しい知らせなのだけれど、当該のアルバイト君が4月までに不祥事など起こしてしまったら正社員登用もワヤになってしまう。わいせつ物陳列罪とか万引きとかで逮捕されてしまっては元も子もない。

 そこで念のため、アルバイト君に「4月まではわいせつ物陳列とか万引きとかしないように」と注意しておこうと思ったのだけれど、よく考えたら正社員になってから事件を起こされたほうが大変で、上層部から「こんな問題人物をなんで推薦したんだ!?」と非難されること必至である。

 したがってアルバイト君には、次のように注意しておきました。

 「わいせつ物陳列とか万引きとかするなら4月までにしといてね」

 自己保身もいろいろと大変です。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、白菜とおあげのタイタン、きゅうりとワカメの酢の物、じゃがいもと人参のバター炒め(実は好物)、かぶらの浅漬けの古くなったやつ、ポン酢、ぶりかまの塩焼き。お酒は1本千円の白ワイン。

 

1月9日(木曜) 夜

 要らなくなったデスクトップPC。

 リサイクル法か何の決まりで、家電量販店も引き取ってくれないし、もちろん大型ごみに捨てることもできないらしいですな。家電店の店員によれば、原則的には製造メーカー(富士通とか)に直接連絡して、有償にて引き取ってもらわないといけないらしい。

 うわー、めんどくさいなァ。お金もかかるし、なんとかならないものか。

 …と思ってネットで調べてみたところ、パソコンファームさんというところが、無料かつ送料着払いで不要パソコンをすべて引き取ってくれるとのこと。

 そんなわけで、引き取ってもらいました。セキュリティのため(笑)、ハードディスクだけはフォーマットしたうえに取り出して物理的にも地味に壊して。

◆パソコンの筐体を外してみたら、冷却ファンに積年のモケモケがびっしり。
 
◆内蔵ハードディスクを抜き取ります。
 
◆それにしてもハードディスク、めっぽう頑丈で壊すのに一苦労しました。ここまでするのに30分以上かかってます。 ディスクを取り出せなくて、やむなくドライバーで歪めたり引っ掻いたりしてます。
 
◆少し前にネットで拾った画像。自殺の名所に掲示したら自殺者が半減したんだとか。本当なのかネタなのかは知りませんが、確かにそうかもと思わされるものがあります。

 ちなみに、パソコンファームさんに不要パソコン一式を着払いで送りつけて一週間近く経ちますが、とくに何も問題なく経過しています。

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 夕食。

 白ごはんから時計回りに、白菜とおあげのタイタン、牛肉と里芋のタイタン、きゅうりとワカメの酢の物、かぶらの浅漬け、風呂吹き大根、かつおのたたき。お酒は都鶴・純米吟醸極辛。

 

1月8日(水曜) 夜

 仕事のできる上司が稀にミスしたときなんかに、「弘法も筆の誤りってやつですな」などと口にされることがありますが。

 同じような意味ながら、「河童の川流れってやつですな」とは言われないような気がする昨今。

 理由は、河童にたとえられると人はいい気がしないという、ただそれだけでしょうけれど。さらに、それがどうしたという話ですが。

−−−

 夕食。

 白ごはんから時計回りに、ちぢみほうれん草の自家製ポン酢和え、粕汁、大根葉とじゃこの梅煮、風呂吹き大根、かぶらの浅漬け、牛肉と里芋のタイタン、鯛の塩焼き。お酒は英勲・吟醸(限定酒)。

 

1月7日(火曜) 夜

 パソコンを買い替えました。

 いままで使っていたのが2004年1月に発売されたパソコンだったので、ちょうど10年で買い替えたことになります。買った当時は高性能だったんですが(当たり前)、10年も経つとさすがにご老体で、知人のツイッターやフェイスブックを閲覧するのも一苦労だったもので。

 当時の感覚だと、同じ値段ならノートパソコンよりもデスクトップマシンのほうが断然高性能だったはずですが、近年は逆転して、同じ値段ならデスクトップマシンよりもノートパソコンのほうが断然高性能なんですな。

 そんなわけで今回はノートパソコンにしてみましたんですが。

 心配なのがキーボード。ぼくはタイピングに妙なクセがあって、ショートカットキーを多用するうえに爪を立ててしまうので、キーボードがこんなことになってくるのです。

 ノートパソコンのキーボードがぼくの爪に耐えられるかどうか…。パンフレットには「キーボードのプリント文字が消えにくいコーティングが云々」書かれてますが、なんとなく焼け石に水のような予感がします。

−−−

 夕食。

 白ごはんから時計回りに、粕汁、かぶらの浅漬け、大根葉とじゃこの梅煮、うど皮とにんじんのきんぴら、風呂吹き大根、牛肉と里芋のタイタン。お酒は富翁 ・吟醸純米ささにごり。

 

1月6日(月曜) 夜

 本日の洋服タグ。

  「日本製」と書かれているのがシールだったので、何かと思ってめくってみたところ。

 「中国製」と書かれていました。ええっと、これ、どっちを信用したらいんいんでしょうかね。

−−−

 夕食。お正月が終わったので普通の献立に戻りました。ハレからケへと。

 白ごはんから時計回りに、数の子(おせちの残り)、牛肉と里芋のタイタン、うどの辛子酢味噌和え、大根葉とじゃこの梅煮、うど皮とにんじんのきんぴら、ちぢみほうれん草のおひたし、風呂吹き大根、よこわの刺身。お酒は英勲・吟醸(限定酒)。

 

1月4日(土曜) 昼

 ぐうたら生活を満喫しておりますが。

 実家に帰ったとき撮ったおまけ写真でも。

  リビングにこんな注意書きが置かれていたので、なにかと思って開けてみたところ…

 文字通り卵だったので、つい笑ってしまいました。なにが可笑しいのか自分でもよく分かりませんが、なんとなく分かっていただけますでしょうか。

−−−

 年末年始をカフェ・オパールにて過ごしていたところ、常連のお客さんの一人、T垣くん(通称タニりん)が突然、路商の画家に描いてもらったという自画像を見せてくれたので驚きました。

 ご本人によると「そっくり!」とのことです。顧客の満足度を120%以上引き出す手腕は、さすがプロだと思わされました。うん、非常にハンサムでいい絵です!!

 T垣くん(通称タニりん)はさらに突然、ぼくにワインをくれたのでさらに驚きました。

 お正月明けに、ありがたく宅配ピザとともに飲ませていただきました。

 国産ワインらしく、あっさりスッキリした飲みやすいテイストでした。あと宅配ピザって、たまに食べるとめちゃくちゃ美味しいですな。

 

1月1日(水曜) 深夜

 明けましておめでとうございました。実家に帰ってきております。

 実家にくると、つい見てしまうのが母の「工夫」と「コレクション」です。

 とりあえず電話は、汚れないようにとの配慮から本体にはサランラップが、コードにはビニール袋が厳重に巻かれていました。

 そして、納豆のふたが新たなコレクションとして加わっていました。

 いったい何に使うのか母に尋ねたところ、「なんとなく貯め始めたら、捨てるわけにいかなくなった」とのことでした。ま、コレクションというのは得てして、そういうものなのかもしれません。

 それでは本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

12月30日(月曜) 夜

 年末年始の休みに入っております。

 思いっきり自堕落な生活をしようと一念発起し、家ごもりの準備として酒と肴を買い込んできました。怠けるためには結構がんばれる自分がいます。

 生酒、ワイン、各種ビール、ウイスキー、チューハイ、ミックスナッツ、チータラ、チーズ、サラミ。これらをチビチビ飲んで食べてしながらDVDやテレビを見て過ごす、というのが本年末のスタイルになる予定です。 バランスの取れた食生活なんてクソくらえ! ウンコ召し上がれ! いやー、こうして書いてるだけで楽しくなってきますねえ。

 それでは皆さまも、どうぞよいお年をお過ごしくださいませ。

 

12月27日(金曜) 夜

 謙遜するのが美徳、という風習があります。

 たとえば自分の努力で成功を勝ち取ったとしても、「いえいえ、皆様のご助力の賜物です」なんて言う。こういうのは多少ならいいけれど、度が過ぎるとかえってイラっとさせられたりしませんでしょうか?

 たとえばスピーチした人が、聴いていた面々から「今回のスピーチよかったよ!」「おまけに分かりやすかったし!」と口々に言ってもらってるにもかかわらず、「いえ、あんな酷いスピーチですみませんでした…」と平身低頭謝りつづけ てるというような。

 せっかく褒めてあげた人たちからすると、自分の言葉が全否定されたようなもんではないか。褒めてあげた側はおそらく、相手から「本当ですか!? ありがとうございます!」「そんな風に言っていただけると自信になります!!」みたいな反応がほしかったと思うのだけれど。

 褒めてくれた相手への配慮や感謝の気持ちよりも、自分がいかに謙虚な人間であるかをアピールして自己保身したい気持ちのほうが圧倒的に大きいから、こういうことになるのだろう。

 一見すると異常に謙虚な人って、じつは自分のことしか考えてなかったりするので、だまされないように気をつけたいものです。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、キムチ、粕汁、生ひじきの煮物、筍の土佐煮、紅茶豚とチンゲン菜(マヨネーズかけ)。お酒は都鶴・純米極辛。

 

12月26日(木曜) 夜

 固形アルコールというのがあります。

 これを粉末状にして、粉末アルコールとしてカプセルとかに入れて服用すれば即、酔っ払えるんだとか(やったことないですが)。

 ふだん液体のものが固形や粉末状になるのって、それだけでちょっと興奮いたしますな。

 たとえば水なんかでも、粉末ウォーターとかあったら、すごく素敵な気がする……と一瞬思ったんですが、考えてみたらこれ、冷凍庫の内側にへばりついてる霜ですやん。

−−−

 中島水産(JR京都駅伊勢丹の地下)で、刺身用の太刀魚があまりにピカピカで綺麗だったので衝動買いしてしまいました。

 おまけに200円引き!(定価698円)

 そんなわけで、本日の夕食。

 白ご飯から時計回りに、粕汁、生ひじきの煮物、春菊のゴマぽん酢和え、筍の筑前煮、ブリトロ&太刀魚のお造り。お酒は八海山の生原酒。

 それにしても、お造りの盛り合わせの下手くそさ加減に我ながら驚愕です。

 

12月25日(水曜) 夜

 近所のCDショップ、以前は洋楽のロックに力を入れている店だったんですが。

 演歌・ジャニーズあります! 時代の波には逆らえない、といったところでしょうか。

 一昔前は、CDなんていうハイテク・メディアを購入するのはヤング〜壮年層で、演歌を聴く中年以上の客層はカセットテープで購入するのが相場だったはずなんですが、気がつけば時代はうつろい、CDなんぞで買うのは中年以上の客層になってしまったのかもしれません。で、演歌・ジャニーズ。

 小生はもっぱら中古CD派です。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、粕汁、ブロッコリーのごま和え、スモークサーモン、ポテトサラダ、煮込みハンバーグ&スクランブルほうれん草エッグ。 お酒は1本千円の白ワイン。

 

12月24日(火曜) 夜

 指折り数えて待ちかねたクリスマス・イブ♪

 近所のスーパーでも盛大なクリスマスセールが催されました。

クリスマスと言えば、トマト!
パイナップルだって欠かせません!!
そして何といっても、クリスマスといえばレタス!!

−−−

 自宅にてスペシャル・クリスマス夕食。

 白ご飯から時計回りに、筍の土佐煮、スモークサーモン、キムチチゲ、ポテトサラダ、煮込みハンバーグ。 お酒は1本千円の白ワイン。

 昨夜とほとんど変わりませんが、クリスマスイブということで筍の土佐煮だけは食卓にのぼらせました。筍の土佐煮のないクリスマスイブなんて、ポシンタンのないお正月みたいなもんです。

 

12月23日(月曜) 夜

 週末、カフェ・オパールでワインをしこたま飲んでいたところ。

 何度かお会いしたことのあるお客さんのT垣くん(通称タニりん)が突然、買ってきたという絵をくれたので驚きました。

 買ってきた絵を人にあげるのは、とくに理由はないようです。ありがとうございます。

 で、もらった絵がコレ。

 いただいたものは飾らないとバチが当たりますから、とりあえず自室に飾っております。我が家のなかで完全に浮いていて異彩をはなっています。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、ポテトサラダ、キムチチゲ、スモークサーモン、キムチ、生ひじきの煮物、煮込みハンバーグ。 洋食、韓国、和食と我ながらまったく一貫性がありません。こういうのを多国籍料理って言うんでしょうか。お酒は1本千円の白ワイン。

 

12月20日(金曜) 夜

 いろんな格闘技があるけれど、世界で一番強いのは何なのだろう?

 …こんな疑問を持ったことのあるかたも多いんじゃないでしょうか。かくいうぼくも学生時代は、ボンヤリ考えていたことがあって、でもそもそも格闘技自体にちっとも詳しくないので、結局なんの結論も出ないままになっていたんですが。

 よく考えたら、ものすごい愚問だったのだなあと思います。

 ま、これとよく似たコンセプトで開催されているエンターテイメント的な番組もあるようだけど、どんな格闘技も「ルール」があるわけで、「世界で一番強い格闘技」を決める際にどんなルールを設けるかによって、自ずと有利不利が出てきてしまうんでありましょう。

 もしも何のルールも設けないことにしたら、それこそ素手での白兵戦と同じことになって、相手の目玉を潰す、首の骨を折る等々、殺人訓練を受けた特殊部隊がもっとも強いことになってしまう。

 そうなるとランキングもクソもなく、ただ暫定チャンピオンのみが存在して、2位以下はみんな死亡というムチャクチャなことになりそうですな。

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 夕食。

 趣向を変えて、カレー蕎麦にしてみました。それと生野菜と煮抜きのサラダ。水。

 

12月19日(木曜) 夜

 いったんカレーを作ったら延々とカレーです。

 少しでも気分を変えようと、煮抜きとキムチをトッピングしてみました。前半に具をたくさん食べてしまい、急激に具がさみしくなってきました。マカロニサラダと生野菜サラダも引き続き。

 しかし水だけは、いくら飲んでも飽きません。

 

12月18日(水曜) 夜

 近所の喫茶店。

 ぼくなどは見るたびに「腹水」を連想ししてうっすら気分を悪くしてるんですが、知り合いは「覆水盆に返らず」を連想して気分はとくに良くも悪くもならないそうです。

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 夕食。

 またカレーです。作り置きのカレーは我ながら美味しい。あと延々と残りもののマカロニサラダと、生野菜サラダ。お酒の代わりに水。

 

12月17日(火曜) 夜

 ヒッピーかぶれやマリファナかぶれの人たちが、麻の葉のワッペンをつけたりして粋がってるのを時折見かけます。

 かくいうぼくも恥ずかしながら、中島らも氏にかぶれていた学生時代は、そういった類のものを身につけていたりしておったんですが。

 名門進学校の麻布中学、麻布高校の校章は、麻の葉っぱなんですってねえ。

◆麻布学園公式サイトより

 入学してキメまくりたかったものです。そんなマリファナ学園みたいな学校じゃないのは分かっておりますが。

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 夕食。

 お酒を飲みたくなったので、昨日のカレーはさておき、好物の〆鯖を作ってアテにしました。

 白ご飯から時計回りに、鶏ささ身の塩焼き・本わさび添え、豚汁、マカロニサラダ、しょうゆ、縮みほうれんそうのごま和え、〆鯖&大根のケン。お酒は「大吟醸 白鷺の城」。

 最近ようやく盛りつけの下手くそさに気がついてきたので、ちょっとだけ頑張りはじめました。

 

12月16日(月曜) 夜

 寒くなり、鍋がおいしい季節になってきました。

 鍋といえば今まで、大根やニンジンは短冊切り(or拍子切り)にしてたんですが、かつら剥き(あまり薄くせず厚めに剥く)にすると美味しいよと聞いたのでやってみたところ、おおーっ! これはいけますね。

 食感がなめらかでしっとりしているのに、ちゃんと歯ごたえがあって、なおかつ煮崩れもしない。剥きかたひとつでこんなに変わるものかと感心しました。

 かつら剥きの練習にもなって一石二鳥…と言いたいところですが、厚く剥くのに慣れてしまって、結果的にはますます下手くそになりました。

 というわけで、よければ試してみてくださいませ。

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 夕食。

 カレーです。新鮮な鶏ガラが1羽25円で売られていたので4羽分購入し、豚スペアリブと一緒に煮込んだ鶏ガラ豚骨のスープをベースに作りました。あとは味噌汁、マカロニサラダ、水菜のサラダ。カレーなのでお酒の代わりに水。

 

12月13日(金曜) 夜

 ダイソンのコードレス掃除機のCMを見るたびに、「我が家もコレさえば、もっと綺麗にキープできるのになァ…」とぼんやり考えておるんですが。

 ふと自宅の部屋を見わたすと…

 全然そういう問題じゃないことに改めて気づきました。

 ルンバに楽をさせる自信もあります。1畳分くらい掃除したらそれで終わり。

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 夕食。

 白ご飯から時計回りに、鯖水煮とブロッコリーの和え物、粕汁、紅茶豚&付け合せの白菜。お酒は英勲のしぼりたて生原酒。

 

12月12日(木曜) 夜

 ワカメなど海藻の類を食べても、髪の毛が増えるわけではないそうですな。

 しかし薄毛が気になりはじめた二十代後半の頃は、半ば本気で「ワカメ=増毛」説を信じておりまして。当時はまだ実家暮らしで、献立の主導権は母親が握っていたので、ワカメが食卓にのぼる頻度をなんとかあげるべく、涙ぐましい工作をしておったのでした。

 といっても、ダイレクトに「ワカメ料理もっと増やして!」などと言うのは憚られるので(薄毛を気にしての物言いだと思われるのが恥ずかしかった)、さりげなく婉曲に伝えるわけである。

 たとえば、味噌汁にワカメが入っている日は「今日の味噌汁、美味しいなあ。ワカメが入ってるからやろか」。あるいは、生野菜に海藻サラダが載っている日は「今日のサラダ美味しいわ。生野菜と海藻ってマッチするね!」。逆に、味噌汁にワカメが入ってない日は「ワカメがないとなんか物足りひんなあ」。

 そうやってワカメの類をなんとか頻繁に登場させようと奮闘していたある日、母から言われてしまったのでした。

 「ワカメばっかり飽きるし、大根にするえ」

 軽く目の前が真っ暗になった当時のことを、なつかしく思い出しました。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、ほうれん草のごまポン酢和え、鶏肝のやわらか煮、きゅうりの漬物、粕汁、真ほっけ。お酒は月の桂・純米。

 

12月11日(水曜) 夜

 作り置きを並べただけの同じような夕食。

 白ご飯から時計回りに、小松菜のごまポン酢和え、ひじきの煮物、鶏肝の煮物、焼きなす、蓮根だんごと鶏肉のつみれ汁、蓮根のごまだれ炒め。お酒も月の桂・純米。

 

12月10日(火曜) 夜

 そういえば先日、「変わり兜×刀・装具」展を大阪歴史博物館で見てきたのでした。

 兜や刀といえば戦うための装備、実用一辺倒を極めたすえの機能美に落ち着くかのように思われがちですが、さにあらず。

 じつは素敵な品々がたくさん生み出されていたのでした。

 こんなデカくて重いもん頭に乗っけてたら一発で敵にバレるし、だいいち身動き取れんでやられてまうやんけ! …なんていうのはヤボなんでしょう。当時なりに、こういった実戦上でのデメリットと、自己顕示欲の充足や士気高揚といったメリットとを天秤にかけた末、自然発生的に登場したものと思われます。

 現代におけるSWATやSEALS、グリーンベレーといった精鋭の方々も、たまにはこんな格好で作戦に赴いてみるといいかもしれません。

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 夕食。

 白ご飯から時計回りに、鶏肝のやわらか煮、キムチ、ほうれんそうのごまポン酢和え(自家製ゆずポン酢)、ひじきの煮物、蓮根だんごと鶏肉のつみれ汁、焼きなす。お酒は月の桂・純米。

 

12月9日(月曜) 夜

 週末、久しぶりに酒を飲んだら、翌日に風邪が治りました。

 こういうことがあると、「酒を飲むと風邪が治った」かのように思いがちですが、実際には何をしてもしなくても風邪をひいて5日目くらいには治っていたはずで。たまたま治る前日にやったことが、治療上有益だったように錯覚されやすいんでしょう。

 それに「久しぶりに酒を飲む」という行為自体、少し快方に向かっているからこそ、ちょっと飲んでみようという気になるような側面もありますし。

 こう考えると、風邪に効くように感じられるものなんていくらでもありそうですね。

 民間伝承の療法って、実はこういう類のものも多かったのかもしれません。

 ちなみに、ぼくの父の持論は「風邪はスキーに行くと治る」です。

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 夕食。

 白ご飯から時計回りに、小松菜のごまポン酢和え(自家製ゆずポン酢)、鶏肝のやわらか煮、ひじきの煮物、キュウリの漬物、蓮根だんごと鶏肉のつみれ汁、蓮根のごまだれ炒め。お酒は英勲の生原酒。

 

12月6日(金曜) 夜

 まだ風邪が治らず。

 そういえば、ちょっと気に入っている箴言に次のようなのがあります。

 「私たちは絶壁が見えないようにするために、何か目を遮るものを前方に置いたのち、安心して絶壁のほうへ走っている」

 パスカル『パンセ』の有名な一節。

 絶壁=「死」、つまり私たちは、生まれついた瞬間からみんな、死という絶壁めがけて走り始めるのだけれど、そんな冷徹な事実を直視しないで済むよう、さまざまな「目を遮るもの」、すなわち仕事や家庭、趣味などの目隠しを次々に作り出すことによって、死に向かって心穏やかに突進していけるのだというわけです。

 こう考えると風邪なんかも、「目を遮るもの」のひとつなのかもしれません。風邪のことが気になって、ほかのことを考えずに済むから。

 当然のことながら、この日記などは「目を遮るもの」の最たるものです。

−−−

 夕食。

 昨日カレーうどんにしても食べ切れなかったカレーを、今回はラーメンにしてみました。我ながらこれはイケます。あと付け合せに、ポテト&にんじんのマヨネーズ炒め載せサラダ。

 夕食を作って食べるのも、「目を遮るもの」の代表格です。

 

12月5日(木曜) 夜

 風邪気味の状態が続いております。

 日々が今ひとつ楽しくないのは、風邪によるテンション低下もあるだろうけれど、ここ数日風邪で酒もタバコもやってないせいでもあるような気がする。

 こう考えると、酒もタバコもやらないのに日々を楽しく過ごしている人はエラいと思う一方、どんなことも一旦定着すると存在することが普通になってしまい、今度はそれを失ったときに気分が下がってしまうだけなのかなとも思う。

 30人くらいの女性を囲っている男性は、それが25人になってしまうと不幸になったりするのかもしませんですな。

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 夕食。

 

 毎日カレーライスばかりだとさすがに飽きてきて、でもカレーは残っているので、カレーうどんにしました。それとサラダ、ドリンクは水。

 

12月4日(水曜) 夜

 本日の二度付け禁止。

 ちなみにこの看板、店内ではなく店頭に出されているものです。道行く人々にまで訴えなくてもいいのに。

 かといって、「当店はソースの二度付けOKとなっております!」てな店はちょっとご遠慮願いたいですが。

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 夕食。カレーを作ると来る日も来る日もカレーですが、これがまたいいんですねえ。

 手作りカレー、鶏肉をまぶしたサラダ、キムチ、マカロニサラダ。

 カレーには、なんといっても水ですね!!

 

12月3日(火曜) 夜

 本日の点描。

 ホワイトボードにマーカーで執拗に書かれているのが妙に気持ち悪い。

 まあ、ホワイトボードのマーカーって、重ね塗りしようとするとハゲて全然塗れないのは分かるんですが、こういうプチ山下清みたいなのはちょっと勘弁。

−−−

 夕食。

 2日目のカレー、キムチ、マカロニサラダ、野菜サラダ。カレーのときはさすがに日本酒を飲む気にならず、代わりに水を飲むので健康的です。

 いちばんの健康飲料って、間違いなく水でしょうね。

 

12月2日(月曜) 夜

 この広告。

 一瞬、プレミアムモルツが売上げトップを守り続けているように思えるけれど、よく見たら全然違う。ビールの銘柄のシェアはよく知らないけれど、下のグラフみたいな動向であっても、この広告の内容は正しいことになるからちょっと可笑しい。

 あ、このグラフの数値はデタラメですので悪しからず。個人的にはサッポロ黒ラベルが好きですが、ビールならたいてい何でも好きです。

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 夕食。

 カレーライスから時計回りに、鶏肉の豆板醤和え、生野菜&マカロニサラダ、白菜の味噌汁。カレーなのでお酒ではなく、水を飲みました。

 

11月29日(金曜) 夜

 昨日の日記に引き続き、本日のペットボトル。

 おしゃれな素材ですので、古い日本家屋にも非常によくマッチいたしますね。

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 夕食。

 白ご飯から時計回りに、赤こんにゃくの煮物、白菜のごま和え、大根とカニカマの柚子胡椒サラダ、風呂吹き大根、冷奴、いわしの梅煮。お酒は川亀・純米大吟醸。

 ほんと変わり映えのない献立で、我ながら辟易です。風呂吹き大根なんて5日連続で登場してますし。

 

11月28日(木曜) 夜

 本日の、ご近所マンション。

 いつもペットボトルが宙に浮いていてビックリするんですが、どうやら一輪差しのつもりで花とともに吊るしてあるようで。

 ペットボトルもいろんなところに、当たり前のように使われるようになったなァと思うばかりです。なによりオシャレですからね!!

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 夕食。

 

 白ご飯から時計回りに、風呂吹き大根、大根の葉っぱとじゃこの炒めたん、大根とカニカマの柚子胡椒サラダ、赤こんひゃくの煮物、サイコロステーキ焼肉。お酒は英勲・生原酒。

 

11月27日(水曜) 夜

 帰宅して、DVDで『ファイナル・デスティネーション』シリーズ観て、酒飲んで寝るの昨今です。

 こういう生活で満足するミドルエイジになるとは、学生時代は思ってませんでした。満足満足。

−−−

 今夜の夕食は、昨夜から一品だけ入れ替わりました。

 白ご飯から時計回りに、獺祭の酒粕で作った濃厚粕汁、大根の葉っぱとじゃこの炒めたん、ポテトサラダ、かぼちゃの煮物、れんこんの酢の物、いわしの梅煮、風呂吹き大根。お酒は「雪の茅舎」大吟醸と、大吟醸・白鷺の城。

 〆鯖が消えて、いわしの梅煮が登場しました。

 

11月26日(火曜) 夜

 「人間も動物の一種なので、危険な対象から身を守るためのプログラムが本能レベルで刷り込まれている」とする説がある。

 たとえば赤ん坊や子どもは、高速で走ってくる自動車にはちっとも恐怖心を抱かないけれど、草むらから出てくるヘビには最初から恐怖心を抱く場合が多いんだとかで、こういうのが遺伝子レベルでのプログラムだというわけである。

 そうだとするなら、子どもの交通事故死を減らすためにも、自動車のデザインをヘビっぽくせよ! という声があがってもいいようなものだけれど、そういう意見は聞いたことがない。ヘビっぽい自動車なんかに、大人はだれも乗りたくないからだろう。

 ただ、ヘビっぽくない自動車は販売禁止、みたいなことになったらなったで、誰がどういう基準で審査するのか難しいところではありますが。こういうところにも買収や賄賂、恐喝、談合などが横行して余計にたちの悪いことになってしまうのが人間の聡明さなのかもなァと、皮肉ではなく思います。

−−−

 夕食。

 なんと、昨夜とまったく同じラインナップです。大量に作り置きをするからこういうことになる。

 お酒は、すっかり気に入ってしまった「雪の茅舎」大吟醸を、大切に飲ませていただきました。

 

11月25日(月曜) 夜

 近所のスーパーのトイレにて。

 個室のドア内側にボールペンで落書き。なんて書いてあるのか判然としないながら、「ややこしい!」もしくは「あやこさん!」のいずれかと推察。

 どちらにしても、こういう落書きのあるスーパーは大切にしないといけないと思います。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、大根の葉っぱとじゃこの炒めたん、獺祭の酒粕で作った濃厚粕汁、ポテトサラダ、れんこんの酢の物、かぼちゃの煮物、生たらこの煮つけ、風呂吹き大根、自家製〆鯖。お酒は大吟醸・白鷺の城。

 好物の〆鯖、見よう見まねで作ってみたら意外と簡単に美味しくできたので満足です(sore-ga-do-shita!)。

 

11月23日(土曜)

 珍しく土曜日に更新。

 出張で姫路に行ってきました。姫路といえば姫路城! 駅からさっそく拝ませていただきます!! …と思ったら。

 ん? なんか風情がないのう。

 姫路城ってこんな近代建築みたいなやつだったっけ!?

 調べてみたところ現在、大修理作業中とのことでした。ま、修理中の姿を見れるのなんて100年に1度くらいだと思うので、超ラッキーなんだと自己欺瞞しておくことにします。

 そして出張先にて姫路のIさんから、またもやお土産をいただきました。

 「大吟醸 白鷺の城」(田中酒造場) 。姫路の地酒とのことで、調べてみたら4合瓶で3675円もする上等のお酒です。少しずつ飲もう。

 あと、なかなか入手できないという「獺祭の酒粕」(純米大吟醸)。濃厚粕汁を作るのが楽しみです。

 

11月21日(木曜) 夜

 先日、「餃子の王将」門真店に入ってびっくりしました。

 まるでホンマもんの中華料理店みたいな内装!! おまけに回転テーブルまで。

 ちなみに「餃子の王将」京都駅前店はこんなのです。

 ま、どっちも大差ないと言われたらそうなんですが。

−−−

 夕食。

 白ご飯からとけ回りに、ほうれん草の黒ごま和え、焼きナス、京芋の煮つけ、551蓬莱のシウマイ、しょうゆ、冷奴、丸あじの南蛮漬け。お酒は川亀・純米大吟醸。純米酒は醸造アルコールが添加されてないので素朴でしっかりした旨みがありますね。

 

11月20日(水曜) 夜

 本日の素朴な疑問。

 車高の大きいこういうクルマって、コインパーキングで「タダ逃げ」し放題な気もするんですが、どうなんですかねえ。監視カメラが付いてる風でもないし。

 コインパーキングでタダ逃げしたいために、こういうワイルドなクルマに乗ってる人がもしいたら、スケールが大きいのか小さいのかテンで分かりませんが。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、筑前煮、焼きなす、タコときゅうりの酢の物、切り干し大根の煮物、ミツバと湯葉のお浸し、焼きキノコの玉ねぎポン酢和え、牛肉ももの焼肉。お酒は「雪の茅舎」大吟醸。 美味しいけれど勿体ないので1合だけ飲みました。

 

11月19日(火曜) 夜

 先日の日記に、「新幹線なす」をご紹介いたしましたが。

 読者の方から、「逆向けにすると、違うモノに見えますよね!?」とのご指摘をいただきました。ん? あっ…。あのブイィーンと振動したり回転したりするやつ!!

 シモネタに関してはそれなりの自負を持っていたつもりでしたが、一生の不覚です。

−−−

 そういえば先日、大阪・万博公園のみんぱくにて、『屋根裏部屋の博物館』展を見てきたのでした。

◆何度見てもナイスな太陽の塔。赤い部分は全てタイル張りなんだそうですよ。
 
◆米押し達磨。
 
◆新幹線ナスのように余計なパーツは付いてませんが。手前のモノたちには少し安心感を抱きます。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、京芋の煮つけ、切り干し大根の煮物、筑前煮、赤かぶら菜の玉子汁、タコときゅうりの酢の物、丸あじの南蛮漬け、牡蠣のオイル漬け。

 お酒は、姫路のIさんから頂いた秋田のお酒、「雪の茅舎」大吟醸。 いやー、これはつくづく旨いです。すこぶるフルーティーな香りとお米の旨みとがしっかりと絶妙に調和しながらもスッキリ飲める逸品。牡蠣のオイル漬けを肴に、ついつい2合近く飲んでしまいました。

 

11月18日(月曜) 夜

 姫路から来てくださったIさんに、打ち合わせと称してすっかりご馳走になってしまいました。

 祇園の高級バーに連れてっていただいたうえ、舞妓さんまで呼んでくださって。

 ほんものの舞妓さんと喋ったの初めてで、なにを話したらいいのかさっぱり分からず。上等のお酒を黙々といただきながら、「好きな食べ物はなんどす?」「ハンバーグどす」みたいな雑談を少々させていただきました。

 おまけに手土産として、林万昌堂の甘栗を頂戴しました。

 甘くてとっても美味です。ちなみに林万昌堂のロゴを「HMD」にしてしまう不思議なセンスも密かに好きだったりします。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、タコときゅうりの酢の物、京芋の煮つけ、切り干し大根の煮物、筑前煮、赤かぶら菜のごま和え、丸あじの南蛮漬け。

 お酒は、これまた姫路のIさんから頂いた愛媛のお酒、川亀・純米大吟醸。大吟醸らしくスッキリしていながら、風味も香りもしっかりしていて旨い!

 

11月15日(金曜) 夜

 本日のセブンイレブンにて。

 展示品(「展」の字が微妙に間違ってるのはまァいいとして)。

 一体なにがどう展示品なのか、さっぱり分かりません。またどうでもいい謎がひとつ増えました。

−−−

 夕食。

 

 白ご飯から時計回りに、大根と帆立貝柱のサラダ、「冷蔵庫の残りもの野菜の味噌汁」の残りもの、残飯4種盛り、ほっけの開き。お酒は月の桂・純米酒。

 

11月14日(木曜) 夜

 本日の、なんと!!

 全商品なんと…20円引き。

 一瞬、たった20円なのに大仰な! とお思いかもしれませんが、130円の商品が100円とすると約25%引き。全品25%引きは確かにすごい。

 当方も一瞬、「なんや大げさな」と思った直後、計算してみて時間差でびっくりしたクチです。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、ピーマンの白ごま和え、厚揚げのたいたん生姜のせ、ポテトサラダ、かぶらの葉っぱとじゃこの炒めもの、ナスとセロリのマリネ、ピリ辛こんにゃく、冷蔵庫の残りもの野菜の味噌汁(大根+にんじん+じゃがいも+キャベツ+鶏肉)、あじの開き。お酒は月の桂・純米酒、安心の常用酒。

 

11月13日(水曜) 夜

 素敵なヒゲの付いたなすびを購入してしまいました。

 新幹線みたいで非常にカッコイイです。まさかこんなのに出会うことができるとは…!!

 気持ち悪いのでヒゲ部分は切り落として使いました。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、小芋とイカの煮物、ピーマンの黒ごま和え、ピリ辛こんにゃく、ポテトサラダ、筍の土佐煮、ナスとセロリのマリネ、牛肉と玉ねぎの炒めもの。お酒は月の桂・純米酒。

 

11月12日(火曜) 夜

 高島屋の北海道展にて。

 食材偽装事件が話題になって以来、デパートもいろいろ大変そうです。スナック菓子に入っている「調味料(アミノ酸等)」なんかについて、北海道産とちゃうやんけ! と文句をつける人がいらっしゃるかもしれませんからねえ。

 でも裏事情に多少明るい知人によると、こういった北海道展の類に商品を搬入してる業者のトラックやバンは、その大半が大阪ナンバーなのだそうです。北海道から直接買い付けるんじゃなくて、大阪の催事屋が北海道っぽいものを入れて並べてるんですな。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、ナスとセロリのマリネ、筍の土佐煮、ポテトサラダ、小芋とイカの煮物、ごま豆腐(市販品)、かぶらの葉っぱとじゃこの炒めもの、小かぶと厚揚げの炊いたん、鶏肉の照り焼き。お酒は英勲・生原酒。

 ちょっと品数多すぎて我ながら辟易です。こんなようけ食いたないっちゅうねん!!

 

11月11日(月曜) 夜

 珍しくグループでの料理教室に参加してきました。京都市・京都水産協会共催「市民料理教室」の鮭料理教室、参加費1000円。

 

  受講者のほとんどが主婦で、ぼくのようなおっさん闖入者はハッキリ言って浮いてたんですが、お構いなしに参加してきました。

  作ったのは「鮭ピラフ」「鮭と野菜のスープ」「鮭の味噌チーズ包み焼き」「ハーブ&鮭のサラダ」の4品。

 合計1700キロカロリー。刑務所の受刑者の1日総カロリー(1300キロカロリー)より多い昼ごはんとなりました。

−−−

 その後、カフェオパールにてしこたま飲んで、お会計をしようとしたら財布に全然お金が入ってなくて。

 人生初の「ツケ」を経験してしまいました(下の写真は、飲んで記憶がなくなっているかもしれないので、デジカメに残すために書いてくださったもの)。

  店を出たのち、京阪四条駅から電車に乗った途端に眠りこけてしまい、終点の淀屋橋駅からさらに折り返して、樟葉駅(樟葉どまりの終電)でようやく目が覚めました。樟葉からタクシーで自宅まで4880円(泣)。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、小かぶと厚揚げの炊いたん、小芋とイカの煮物、筍の土佐煮、かぶらの葉っぱとじゃこの炒めもの、ポテトサラダ、ナスとセロリのマリネ、スパムと野菜の炒めもの。お酒は英勲・秋上がり。

 

11月7日(木曜) 夜

 本日の同僚のひと言。

 「最近、むずかしい読み方する苗字の人って多くなってきましたよね」

 ええっと。特定の苗字の人が急に増えてきてることって、たぶんないと思います。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、三つ葉と生湯葉のお吸い物、ピリ辛こんにゃく、ひじきと鶏肉の煮物、ゴーヤの梅おかか和え、漬けマグロの山かけ。お酒は英勲・秋上がり。

 

11月6日(水曜) 夜

 本日の改札。

 どうして出口前(=駅構内)に乗車券回収箱があるのかよく分かりません。

 定期券を使ったキセル(最安運賃切符で入場して目的駅を定期券で出る)ができた頃は、こういった回収箱があれば便利だなーと思ってたんですが、今はそんなキセルもできなくなってますからねえ。

 どうでもいい謎が、こうやってまた増えてしまいました。いやーん。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、こんにゃくピリ辛炒め煮、鶏肝しょうが煮、ひじきと鶏肉の煮物、スパムで作ったゴーヤチャンプル。お酒は英勲・秋上がり。

 

11月5日(火曜) 夜

 先日、柄にもなくアニメについていささか熱く評論めいたものを書いてしまいましたが。

 少し前にカフェ・オパールにて飲んでるとき、お酒が入っていたこともあるにはあるんですが、『ドラえもん』最終回の話をしているうちに感極まってきて、オパールご夫妻の前で泣いてしまったのでした。

 40歳目前にしてドラえもんで男泣きしてるような奴に、アニメを語る資格などうんこほどもないと我ながら思います。

 その後お店に行ったときは、ドラえもんで泣いた件はお互い「無かったこと」になってました。

−−−

 夕食。

 

 白ご飯から時計回りに、大根とおあげのみそ汁、こんにゃくピリ辛炒め煮、小松菜のごまポン和え、鶏肝しょうが煮、ひじきと鶏肉の煮物、あまった餃子皮で作った青じそチーズ巻き焼。お酒は残りものの白ワイン。

 

11月4日(月曜) 夜

 タトゥー柄みたいな模様が入ったストッキングが流行ってるんでしょうか。

 大きなアザに見えて、「うわ、DV被害者!?」と驚くことがしばしばです。

 こういう模様って、本人は買うときに知っているから模様と認識してるんでしょうけれど、他人から見ると(伸びてるせいもあってか)ほんとアザにしか見えなかったりするから難しいですね。

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、トマトとねぎの玉子スープ、手作り餃子、鶏レバーのしょうが煮。お酒は英勲・秋上がり。

 

11月1日(金曜) 夜

 先日、カフェオパールご夫妻から熱烈にすすめられたので、話のなりゆきで観るハメになったのでした。

 『まどか☆マギカ』TV放映バージョン全12話。DVDレンタルにて。

 あまりにも萌え萌えなその画風に、最初は「ワシがこんなもん観ることになるとは…」とかなり戸惑ったのですが、観てビックリ。いやー、TVアニメでこれだけクオリティの高いストーリーってすごいですねえと、すっかり感心してしまったのでした。今さらな感じ満点ですが。

 評論などは本当に好きな人たちがほうぼうに書いてらっしゃると思いますが、せっかくなのでネタバレしない程度に感想でも。

−−−

 あらすじだけ書くと、「思春期の魔法少女たちが悪い魔女を倒すために戦いを挑む」という苦笑いしたくなるストーリーなのだけれど、それらが次第に、世の中の冷徹な現実原則を再確認させられるような寓話へと展開していく のでした。

 利他性のなかに潜む利己性や、何かを得ることは何かを失うことであるという因果律、あるいは諸行無常のエントロピー法則などなど、普段みんなが目を背けている現実世界をこれだけ小気味よく映像化した作品は、なかなか存在しないように思います。 こりゃあ中学生の頃とかに観てても、本質はほとんど理解できなかったでしょう(今でも全部理解できているかは疑問ですが)。

 一見すると萌え萌えな画風も、これはきっと策略なんでしょうねえ。文句なしに傑作です。

 ただ、あえて言うなら、人間の感情(喜怒哀楽)が世界の流れを変えるほどに大きなエネルギーに転換されるという設定は、AKIRAやエヴァンゲリオンの頃から連綿と引き継がれる「自我肥大」っぽい心性を感じて しまって、ほんのり辟易するようなしないような…。感情って、その本人にとってはたとえ圧倒されるくらい大きなエネルギーであっても、周囲からは冷ややかに嗤われるだけみたいな場合も多いわけですし。 そういうモヤモヤを解消してくれるカタルシスとしては、こういう世界観の作品が世に存在し続けるのはいいことなのかもしれません。

 あと、結局のところ善悪二元論な世界観に舞い戻ってしまうのも少々残念でしたが、娯楽作品としてストーリーを成立させるためには仕方なかったのかなァと。

 こういった点を差し引いてもというか、こういったことが気になってしまうくらいに、全体としてのクオリティが高い作品だと思います。

 で、アニメ作品を観たら、なにかのキャラに萌えるのが作法のようなので。個人的に挙げるなら、やはり「キュウべえ」でしょうか。

 …などと書いて斜に構えてると思われると恥ずかしいのですが、そうではなくて。自分の感情も他者の感情も、巻き込まれるよりも少し距離をおいて観察するくらいのほうが、結局のところ自分にとって楽チンだというのがその理由です。(観てない人にとっては何のことか分からなくてスミマセン)

−−−

 夕食。

 白ご飯から時計回りに、豚汁、ほうれん草のごまポン和え、冷奴、タコ酢うめぼし風味、大根とツナのサラダ、秋刀魚の塩焼きwith大根おろし。お酒は英勲・秋上がり。

 


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